Q 3-3:各行事ではどのような点を大切にした指導をしていますか?

学校からの回答

生徒達自身が積極的に関わりながら、主体的に作り上げていくことを大切にしています。
受け身でなく、どうすればより良くなるかを「自ら考える」事を生徒に求めていきます。

子どもたちの自主性を大切に考えていますので、学年の旅行行事では自主研修を多く取り入れています。中3で実施する奈良・京都の修学旅行は現地集合です。また、多くの友人たちに囲まれ、探求心や協働性を養い、教養がある自立した人へと成長させることを大切にしています。


安全でかつ楽しめることです。それぞれの活動を自分の体験としてまとめられることも大切な要素です。


生徒が主体的に動くこと。教員は生徒が行事を作るためのサポートをする。


生徒さんの発達段階に応じて、それぞれの行事にルーブリックがあります。
本校では、「自律・協働・貢献」という軸と、「Challenge・Construct・Create」という軸でそれぞれの行事で、生徒さんに何を目指し、どのような力をつけてもらいたいか、を発達段階(学年)に応じて設けています。


その行事を通じて学びあい、終えたときに成長を感じられるような指導を心がけています。

生徒の自主性主体性を重視します
どの行事にも実行委員がおり希望制です。

「生徒主体」の一言に尽きます。どの行事も計画の段階から実行委員の生徒を中心に骨組みを作っていきます。例えば、体育祭の種目決めをするのも生徒が行います。あくまでも教員はサポート側です。
自ら計画し、実行する主体性を育むことを大切にしています。

生徒主体の学び、教員がなるべくレールを敷かないこと
安心安全の関係性を築くこと、協働性
創造にチャレンジすること




中学合唱コンクール

球技大会や体育祭では協調性や団結力を重視
各研修では目的意識を持って学力やスキルアップを図ることを重視


生徒の主体的な取り組みを大切にしている


生徒の自主性を最大限尊重し、先生方はサポート役に徹する

授業も含め、のびやかな自由な発想を歓迎します。

各行事の意義・意味を考える。ルーティーンにしない。女子校の品位は守る。などです。
とくに、生徒会主催の行事は自主性を尊重します。

生徒同士の交流や、訪れた地域の文化や歴史を学ぶこと。教室では経験できない体験をして欲しい。

・【主体性】生徒が主体となって活動できるよう指導しています。中学生の内は教員がサポートすることもありますが、高校生になり学年・クラスの人数が増えた時、リーダーシップを取り、責任ある行動ができる力を養うことを目標としています。
・【仲間との協調・協同、リーダーシップ】中学の行事は、中1~中3合同で行い、縦割り班で行動します。校外学習等の班行動では、中3がリーダーとなるので、必ず全員が班のリーダーを経験します。クラスの人数は少ないですが、中学校全体で同学年だけでなく、先輩後輩と良好な関係を築き、それぞれの学年での役割を学んでいきます。
・【教科横断・探究活動】校外へ学習に出る行事(宿泊行事も含む)では、事前学習・事後学習を必ず行ないます。事後学習として、スライド(パワーポイント)を用いて保護者会で学習成果を発表する機会を設けています。当日行動する班ごとにテーマを決め、学んだ事、調べたこと、自身の考察を発表します。校外学習の内容は、行事同士、特別授業、様々な教科の学習内容とリンクさせています。


それぞれの行事に目的があります(学校案内をご覧ください)
共通することは、生徒の主体性を伸ばすことを大切にしています。



どの行事も、まずは仲間や教員との協同者と円滑なコミュニケーションが取れるようになることを大切にしています。
また、与えられた課題を解決するための方法を協力して発見することはもちろん、課題そのものを発見し解決できるように、できるだけ生徒の自主性を尊重しています。


生徒の主体性を伸ばすことを大切にしています。
また、帰国生、外国籍の生徒などが多く(全校生徒の30%)、文化や考え方の違う他者を理解することを大切にしています。


生徒が主体的に企画運営できるよう指導しています。



生徒会や各行事の実行委員会の生徒が中心となり、生徒の自主的・自発的な活動を重きに置いています。
特にコロナ禍となってからは、前例のない状況で生徒一人ひとりが新しいことを発想していく姿勢が目立つようになってきました。


全ての行事で、事前学習・準備と事後学習・ふりかえりを大切にしています。また、生徒たちが自分たちで企画したり、実行したりできるようにサポートしています。


基本的に,教員は見守り助言をするという姿勢に徹し,全体を運営する実行委員および,クラスや団体を取りまとめる責任生徒が中心となって,生徒が主体的に運営できるよう心掛けています。


出来るだけ生徒の自主性を重んじ、実行委員会が運営にあたっています(増穂祭、中学運動会、合唱祭、3年生を送る会)。また、研修旅行では中高ともにグループ活動を取り入れ、行動予定を考えさせています。事前事後指導を行い、体験したこと・学んだことを生徒が定着できるよう心がけています。

生徒たちが主体となって運営することです。


人の痛みや悲しみを我がものにする豊かな心や、生徒が自らマネジメントする力を養い、リーダーとなる能力や態度を育めるように指導を行っています。



遠足 → 同級生や先輩、後輩との親交を深める
テーブルマナー → 食文化の知識を養い、行儀作法を学ぶ
スポーツフェア → スポーツに親しみ、健康な心身を培う
清修フェスタ → 各クラスや全学年との共同作業で協力して助け合うことの大切さを学び、協調性を生む
芸術鑑賞会 → 芸術文化を通して国の文化を知る
合唱コンクール → 歌の素晴らしさを体感し、みんなで歌う感動を知る
英語宿泊研修(中1) → 英語の楽しさを学ぶ、1年生同士の親交を深める
英語宿泊研修(中1~3) → English Expoに向けての準備指導
カナダ研修 → 異文化交流を経験し、英語力を向上させる


スポーツ大会、探究文化発表会・自修祭、合唱コンクールは生徒が実行委員を努め、主体的に運営をしています。
フィールドワークやスキー教室では、本物と触れあい物事の本質を知ることや、広い視野を持つことを目指しています。

どの行事についても、次の5点を大切に考え、指導しています。
(1)生徒たちが「自分たちで行事を実現する」という意識をもち、行動できるように教員がサポート
   すること。指揮をとるのは上級生ですが、先輩・後輩を問わず役割や責任を果たし、これまで培
   われてきた内容を大切にしつつ、自分たちの実現したいことを盛り込みながら行事が催されるこ
   とを目標にしています。


(2)各行事ごとに実行委員を選出し、クラス委員以外にもリーダーになる機会をつくること。より多
   くの生徒がリーダーを経験することで、人前で話をしたり、クラス内の葛藤を調整したり、他者
   の思いに寄り添ったりすることを経験してほしいからです。リーダーにならなくとも、人を支え
   る経験を通して、自分の役割を見つけてほしいと思っています。


(3)企画や準備・運営はもちろん、行事の後には必ず反省会をし、生徒たち自身の行動を見直す時間
   を作っています。こうした物事を動かしていく一連の経験により、行事が終わったあとも、学習
   や学校生活、ひいては生き方に反映できるような時間づくりを目指しています。 


一生懸命に取り組むこと、一生懸命に動いている人を応援すること。努力したり協力したりすることで生まれる感動を生徒たちに体感してほしいと思っています。


 




運動会では、練習・審判・司会・装飾…すべて生徒たちが作り上げて本番を迎えます。

宿泊行事は体験的な学びの場としてだけでなく、ホームステイによる海外研修に耐えうるだけの生活的な自立心を養う目的で行います。
体育祭など各行事は生徒同士が共通の課題に取り組み、互いの意思を尊重しながら成功、失敗を体験することで自分自身の集団の中でのあり方を認識する機会として活用しています。

探究・PBL型教育を軸にしており、自分達の力で課題を発見し、その解決に向けて議論と探究を重ね、表現していくことを大切にしています。

生徒一人ひとりが積極的に参加し、協力と相互理解、分かち合いを大切に、克己心と達成感が得られるようにしています。


『仲間との絆を深め、感動を共有する、特別な体験を』をテーマに、それぞれの行事を行っています。

人から誘われるのを待っているのではなく、自ら声を掛け、仲間を作り協働していく行動力を身につけさせたいと考えています。







本校が展開する「アース・プロジェクト」には、水田学習から、山や海でのフィールドワーク、屋久島(縄文杉登山)や種子島宇宙センターへのアース・ツアーまで、実体験重視のプログラムを多く盛り込んでいます。知識習得の先にある体験や行動を通じて、真の教養や自己表現力を身に付けること、また、本物に触れて体験することで自分のやりたいことや目標を見つける一助ともしてほしいと考えています。

中学校の行事は「少人数である」ことが最大のポイントです。学年単位なら40名、中学校全学年を集めても120名にしかならないため、積極的な生徒・目立つ生徒だけではなく、すべての生徒が主役となります。生徒主体で行事を作りますし、苦手なことにも取り組む生徒もいますので、失敗は必ずあるものと考えています。私たち教員は「伴走者」として生徒を見守り、失敗を経験しリトライを繰り返すなかで生徒が学びを得られるようサポートしていきます。


 その行事の成否というより、その行事の企画、準備、本番の経験を通して、生徒ひとりひとりが変化、成長することを大事に考えています。
 企画力、交渉力、協調性、説明や説得をする力、他者の存在を意識して動く力。そのような力を身につけてほしいと願っています。


通常の学校生活とは違う非日常の活動を通して、生徒が達成感を得、成長を感じられる行事教育を大切にしています。中高一貫教育の環境を活用し、生徒の自主性を重んじた行事を数多く用意しています。



宿泊行事:団体行動の大切さ、クラスメートとの交流
修学旅行:歴史を学ぶ、団体行動の大切さ
語学研修:自己研鑽


自主・自治・自律の教育理念のもと、生徒が主体となって運営するように指導しています。

体験を通して異文化を理解し、身に付けることと集団生活による協調性を学びます。

各行事を実施する意義・目的を明確にし、目的に合った体験プログラムなどを取り入れるようにしています。

ホール行事
音響設備の整ったシンフォニーホールで一流の芸術を鑑賞します







運動会
生徒が作る運動会、運営や競技内容も運動会実行委員たちが考えます。







学園祭【鸞鳳祭】
全員参加、生徒の手作りなどが基本コンセプトです。







 


海外語学研修
2週間、語学学校のドミドリーで生活し、英語の学習をはじめ、海外の文化に触れる機会を持ちます。海外生活という実地経験を得ることが自信につながり、英語学習の充実はもとよりグローバルな視点を持つ大人への成長が期待されます。

・生徒の自主性を引き出すこと、それを評価することで、積極的な行動力と判断力を養いたいです。
 ・他者を理解する力、協調する力、協働する力を養いたいです。


体育祭、文化祭、球技大会などでは、生徒が企画運営するなど、生徒の自主性を重んじています。NZ留学は本校の教育目標である「グローバル人材の育成」という大きな柱のひとつであり、英語力はもちろんのこと、多感な時期に親元を離れて海外で生活することの意味や一生の中で誰もが経験できることではない、大きな人間力を養う重要なものだと考えます。


できるだけ、生徒主体で企画・立案➡実行➡振り返りするように指導しています。見学会や遠足は現地集合・現地解散が伝統。修学旅行もグループごとの自主研修がメイン。計画は時間をかけて練り、教員も念入りにチェックします。

生徒主体でリーダーシップ・フォローワーシップを育む
企画・運営力・その他


皆で何かを創り上げる中、そこに自分がどのように関わるかということを生徒が学び、成長できるようにと考えています。


生徒が企画・運営に深く関わることを重視しています。DSC(Dalton Student Council、生徒会)の組織に行事班があり、三大フェス(スポーツ・アート・STEAM)の運営に携わるほか、ハウス(異学年の生徒コミュニティ)行事の提案などを行っています。


 





運動会や十月祭など3年生が下級生を指導することに重点を置いている自治を大事にした行事と、知的好奇心をくすぐるような、例えば校外授業などの行事、1年生の「ようこそ先輩」など自分をみつめて将来を考えるような行事など、多種多様の行事があります。

生徒の主体性尊重(生徒による行事企画運営)


校訓でもある「和衷協同して苦楽を共にすること」
「人と人が集まって何ができるのか」を教えるのが学校です。人が集まればさまざまな問題が起きるのは当然のことです。その問題を自分で乗り越えられるように教員がサポートできるようにしています。
「私たちを早く越えること」ができないと今後の社会にて笑顔で生きていけないでしょう。


各行事では実行委員が各クラスで選出され、実行委員会を中心に生徒主体に運営できるよう指導しています。

生徒一人一人が主役となり、感動体験へとつながるような点を意識して指導しています。また行事によって生徒一人一人が輝ける場所が異なるので、行事における各生徒の役割をしっかりと把握し、成功体験を収めることができるように指導をしています。




文化祭のファッションショーは高校のレベルを超えています

多くの学ぶ機会を生徒が獲得し、自分なりに考え成長できるように設定しています。

先を見据えて段取りを考える計画力や、コミュニケーションの重要性など、各学年の発達段階に応じた指導を行っていますが、全体的には生徒の「気付き」を促す指導を大切にしています。その過程には失敗もやり直しもあり、一見遠回りのように思われるかもしれませんが、自ら得た気付きは一生ものです。このような関わりは中高一貫校ならではのものだと考えています。

行事は「建学の精神」である「質実剛毅」「協同自治」を実践する場である

生徒の主体性を身に着けることや、宿泊行事を通じて様々なことを体験することを重視しています。

ただ出かけるだけでなく、事前準備をしっかり行います。

各行事を通して生徒たちは人間関係の摩擦や集団で行動することの難しさを知ると同時に、楽しさや達成感を経験します。6年間同じ仲間同士で学びあう中高一貫校の強みを生かし、本学の教育目標である『共に生きる』の育成を目指しています。


本校の教育方針「凜として生きる」に繋がる目標をそれぞれの行事毎にたてています。
それらを教員・生徒共に意識することを大切にしています。