北鎌倉女子学園中学校様

生徒さんが自分の「好き」や「得意」を見つけ、伸ばしていける環境づくりに力を入れている学校

北鎌倉女子学園中学校さんは今、「ハイブリッド(混合)教育」を進めています。

従来型の授業と、新しい学習法。
礼法や芸術などの心を育てる教育と、グローバル社会で活躍するための英語やICTなどのスキル。
さまざまなものを組み合わせて新たな価値を生み出し、生徒さんが自分の「好き」や「得意」を見つけ、伸ばしていくための環境づくりに力を入れておられるのだそうす。

そんな北鎌倉女子学園中学校(以下、愛称の「キタカマ」のお名前で記載します)さんの特長を、「ハイブリッド」をキーワードに3つ挙げてみました。

作成にあたっては、中学校を担当されている先生方にインタビューをさせていただきました。
ご協力をいただき、ありがとうございました!

※キタカマさんには先進コース(※)と音楽コースの2つがあります。下記の説明は大半が先進コースのものとなっておりますので、音楽コースについて知りたい方は、こちらをご覧ください。

※2020年の4月に普通コースを「先進コース」へと名称変更しました。

ハイブリッド① 自主性の尊重と面倒見の良さ

土曜は原則自由登校。時間の使い方は自分で決める

生徒さんたちが自信をもって羽ばたいていくために必要なのは、自信を持つこと。そして自信は「自分のことは自分で決められる」という環境から生まれます。

キタカマでは「自分のことを自分で決める」第一歩として、2022年度から土曜日は自主登校としました。部活動に励んだり、習いごとをしたり、ボランティアをしたり、コンテストに出る準備をしたり。自分で考え、自分のために時間を使う練習をしていきます。

中学生を受け持っている先生より

今年度(2022年度)入学の中1生には、習いごとを続けてきた生徒さんが多いんです。キタカマでは土曜日が自由登校なので、これまでやってきた習い事を続けられると喜んでいますよ。学校以外、勉強以外に輝ける場所を持ち続けられるのは良いですね!

入学したての中1生は中間考査前の土曜日に集まって一緒に自習していましたよ。中2は部活に打ち込んでいる生徒が多いですね。土曜日は私服登校OKなので、お友達と私服で集まるのが楽しいみたいですよ。

ひとりで悩まず、先生に相談できる環境

職員室には扉がありません。
カウンターで気軽に先生と話せるのが生徒さんには人気

1人1台のiPadでは課題も配信。
授業の進度確認や質問もできます。

KITAKAMA Learning Site・Google Workspaceなどを活用し、
授業の進度を確認したり、課題を進めたりすることができます。
また「すらら」というドリル式のアプリケーションを導入しているので、
自分のわからないところを可視化・教員との共有が可能です

(学校説明会資料より)

中学生を受け持っている先生より

教室では1対30ですが、個々の話を聞ける態勢は常に整えています。一人ずつメールアドレスが付与されていますので、職員室まで相談に来るのはハードルが高いと考える内気な生徒さんも教員にメールで質問や相談をすることができます。生徒だけでなく、保護者の方々からもメールで気軽にご相談をいただいています。

自主性の尊重と面倒見の良さは、相反するものではないと私は思っています。

本校にはおとなしめの生徒さんが多く入学されるのですが、そういったお子さんは、小学生の時は先生の目がやんちゃな男の子のほうに向いていてしっかり見てもらえていなかったというケースも多いのです。ですから、しっかりと目を配りよいタイミングで声をかけることで目が輝き出し、自主性や主体性が生まれてくるんですよ。

ハイブリッド② 英語 ~「学習」と「実践」~

実践的な英語を楽しく身に付ける工夫

「先進英語」の授業風景

先進コースの英語授業のうち「先進英語」では、教科書や問題集は使用せず、ビートルズの曲でリスニングをしたり、QuizletやKahoot!などのアプリを利用した単語学習や表現練習を行ったりします。

iPadの写真・動画・Keynoteを用いた創作・発表活動も行っています。

中学生を受け持っている先生より

「先進英語」の授業では、普段の英語の授業で身に付けたものをさまざまな場面で使う練習をします。クイズをしたりアクティビティをしたり、米国にある姉妹校の生徒とZoomで話したり。先日は、日本語を勉強している姉妹校の生徒さん達のために日本語の「かるた」をつくろう!と盛り上がっていました。日に日に英語を使うことに対する抵抗がなくなっていく生徒の様子を見るのは嬉しいです。

「English room」には、ネイティブの先生4人が月~金の放課後、毎日常駐しています。おしゃべりを楽しんだり一緒に映画を見たりゲームをして遊んだりと、楽しみながら自然に英語を学べるいわば「通い放題の英会話教室」のような場所です。もちろん、英検二次の対策もここでできます。

円覚寺や鶴岡八幡宮で、外国人観光客の方々を対象に英語での観光ガイドボランティアを行っています。誰でも参加可能で、先輩や教員たちと練習してから実践に移ります。日本文化をより深く学ぶと同時に“相手に伝える、伝わる”英語スキルを磨きます。

ハイブリッド③ 興味関心~広げることと深堀りと~

関心を広げるための工夫

先進コースの特徴は、テクノロジーを活用して、これからの時代に必要な4つの力(「4つのC」)を育てることです。

・Communucation(コミュニケーション)
・Collaboration(協働)
・Critical Thinking(分析的思考力)
・Creativity(創造力)


これらを実現する上で、iPadが活躍しています。

<中学生を受け持っている先生より>

人前で失敗をしたくないのでプレゼンはしたくない…という生徒も中にはいるのですが、そんな時こそiPadが役に立ちます。自分が調べたもの、書いたものを投影しながら話すという形にしたら嫌がることなくすんなり発表ができたり、絵やアニメーションで工夫して「見て、見て!」という感じで発表してくれたりと、何かと助けられていますね。

コロナでオンライン授業になった時、やむを得ず、授業中に発言ではなくテキスト入力で答えてもらうという形を取りました。すると、普段の授業では発言しない生徒が思いのほか饒舌だったり、面白い考えを披露してくれたりしたんです。

それが私にとっても大きな発見だったので、対面授業となった今も、テキスト入力での回答は時々続けています。

授業中に挙手して答える形ですと、自分が発言してもいいんだろうか?などと遠慮したり迷ったりしまう生徒もいます。その点、活字はフラットです。誰が発言したのかわからない形にすれば、生徒たちはさらに気軽に自分なりの答えを書き込んでくれます。私も、できるだけ生徒の答えを拾い上げて、違いを認め、良いところを見つけてほめるよう心がけています。

何を書いてもよいという安心感、書いたことが認められたという嬉しさは、生徒が関心を広げる上で大いに助けとなっている実感があります。

関心を深堀りするための工夫(探究)

キタカマの探究学習「KGプロジェクト」では、自分達で好きなテーマを選び、それについて調べ、フィールドワークに出かけ、研究の成果発表や成果物の披露をしています。

中学1年生から高校2年生まで、時間割の中でしっかり時間を使って取り組んでいます。

<中学生を受け持っている先生より>

できる限りフィールドワークや実験など、「体験」を取り入れています。自分達が興味をもったものを「調べる」ことはiPadでいくらでもできるのですが、そこで完結してしまわないことが大切です。現場に出て、取材やインタビューをし、生の声を聴いて、調べたこととの違い(乖離)を肌で感じてもらうところがスタートです。

また、例えば理科などの授業でできない活動や結果が予想できない観察や実験を取り入れる活動をしています。世界や日本の問題に目を向けたり、理系の芽が育ったりすることを狙いとしています。

学びは学校の中だけで完結するものではありません。大学やNPO,NGOなど外部との連携にも力を入れています。フィールドワークをしやすいように、中学生と高校1年生はKGプロジェクトを時間割の最後に配置するようにしています。授業2コマ+放課後の1~2時間があればかなり思い切った活動ができますからね。

今年(2022年度)からは、担当する先生がそれぞれの得意分野を生かした「ゼミ」のような形で探究を実施することにしました。先生方の個性や特色を出すことで、より生徒の関心を深めるお手伝いができるのではと期待しています。

キタカマならではの良さとは?

最後に、「キタカマさんならではの魅力をひとことで言うと何でしょうか?」と先生方に質問してみました。

中学生を受け持っている先生より

「輝ける場所」「居場所」を見つけられる学校だと思います。今まではうまく輝けなかったお子さんでも、キタカマには居場所がある――そんなふうにほっと安心できる場所となれるように、日々心を配っています。

先日、ある生徒が「小学生の時は平日がつまらなくて土日が楽しみだったけれど、キタカマに入ってからは逆になった。土日は友達に会えないからつまらない。学校がとても楽しいから月曜日が楽しみになった!平日が好きになった!」と話してくれました。他にも、小学生の時は学校にあまりなじめなかったと聞いているお子さんが、本校ではクラスの人気者になっていたり、ムードメーカーになっていたりもするんですよ。

先生に気軽に話しかけられる学校です。今年着任した教員が「本校は先生と生徒の距離が近いと聞いていましたが、こういうことだったんですね!生徒が臆せず質問しに来てくれるので嬉しいです」と笑顔で話していました。

私たち教員は生徒たち全員をよく知っていますし、生徒のほうもそうだと思います。
家族的雰囲気がある学校ですね。

入試広報の先生より

先生と生徒の距離だけでなく、先輩と後輩の距離も近いですね。卒業した生徒も、本当によく母校に帰ってきて、在学していた時の後輩でなくても面倒をみたり部活の指導をしたりしてくれています。6年間の枠をこえたつながりがありますね。

ほめられることが多いのも、最近キタカマに加わった特色ではないでしょうか。体育祭などの行事を生徒が主体で行うようになったりICTを活用した学びが増えたりしたことで、生徒一人ひとりが自分の「好き」や「得意」を発見し、活かせるようになっています。私たち教員も「これすごいね!」と声をかけやすくなりました。

2022年度の学校紹介イベント

(予約不要)となっている行事以外は予約が必要です。「説明会・相談会のお申し込み」のボタンから予約を行ってください。それぞれの会の詳細もご覧になれます。2ヶ月前から予約をお受けします。
なお、学校見学・授業見学はいつでも受け付けております。お気軽にご相談ください。
平日:9:00~15:00 / 土曜日 9:00~12:00 (休日・学園休校日は除く)

中学校 説明会・相談会(7月以降開催分)

 2022年

  • 7月9日(土)  10:00~12:00  学校説明会④
  • 7月17日(日) 10:00~11:40 夏の英語教室
  • 8月27日(土) 10:00~12:00 学校説明会⑤
  • 9月17日(土) 10:00~12:00 学校説明会⑥
  • 10月15日(土) 9:00〜10:00 学校説明会(文化祭)⑦
  • 10月16日(日) 12:30~13:30 学校説明会(文化祭)⑧
  • 10月29日(土) 9:00~ 入試体験会
  • 11月12日(土) 9:00~ 過去問題学習会
  • 12月10日(土) 10:00~12:00  学校説明会⑨ 

 2023年

  • 1月14日(土)  10:00~12:00  学校説明会⑩

音楽コース 説明会・相談会(7月以降開催分)

 2022年

  • 7月31日(日)  9:00~15:00  受験講習会
  • 9月10日(土)  9:00~12:00 個別相談会
  • 10月22日(土) 9:00~12:00 個別相談会
  • 11月19日(土) 13:30〜 定期演奏会
  • 11月26日(土) 9:00~12:00 個別相談会
  • 12月10日(土) 9:00~ 入試実技試演会

学校情報

北鎌倉女子学園中学校・高等学校

〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内913 
TEL 0467-22-6900 FAX 0467-23-6900
学園ホームページ : https://www.kitakama.ac.jp/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/kitakama_official/?hl=ja
公式YouTube:https://www.youtube.com/user/tonta5777

交通アクセス

北鎌倉駅 [JR横須賀線、JR湘南新宿ラインの各線]より徒歩約7分
こちらから、より詳しい情報をご覧いただけます。