桐蔭学園中等教育学校

Q 1-1:登校時刻と下校時刻の目安を教えてください。

朝は8:20までに登校です。 下校時刻は年間を通じて17:30に活動終了、18:00最終下校です。

Q 1-2:通学時間や通学手段の制約はありますか?

特にありません。自転車通学も許可制で認めています。

Q 1-3:朝学習はありますか?

広範囲から通学しているため、特にありません。

Q 1-4:土曜日も授業がありますか?

土曜日は毎週4時間目まであります。

Q 1-5:食堂や昼食を購入できる場所はありますか?利用制限はありますか?

豊富なメニューを取りそろえた食堂があります。また、売店ではパンやおにぎり、デザート類などを販売しています。

Q 1-6:携帯電話に関するスタンスをお聞かせください(禁止、一時預かり等)

前期課程(中学相当)の授業では貸与されたiPadを日常的に使用しているので、個人所有のスマートフォンなどに関しては、校内では電源を切って鞄やロッカーに保管させています。後期課程では、朝のホームルーム開始から帰りのホームルーム終了までは電源を切って各自が保管しています。その他の時間帯は適切なマナーを守って使用するように指導しています。

Q 1-7:通学にリュックは使えますか?

学校制定の鞄は、anello®とコラボしたバックパック(リュックタイプ)と手提げ鞄の2つがあります。多くの生徒がバックパックを選択しています。

Q 1-8:教科書や荷物はどの程度まで学校に置いて帰ることができますか?

生徒が管理する鍵つきロッカーに、自宅学習で使用しない教科書類や体操着等を置いて帰ることが可能です。

Q 1-9:制服・靴下の特徴を教えてください。家庭での洗濯は可能ですか?

【女子】 紺のスーツスタイルです。スカートは一見無地に見えますが、ヒダの蔭にピンクのストライプが隠れていて、着る方の動きに合わせて表情を変えます。スラックスも選べます。靴下は、学校制定のハイソックスです。 【男子】 紺のブレザースタイルで本校オリジナルの金ボタンが特徴です。 【共通】 ブレザーとスラックス/スカートは、ご家庭でも洗える素材となっております。 撥水生地や伸びる裏地等、高機能素材にもこだわっています。 ・革靴は黒で紐のないローファー型とします。 ・男子の長袖のシャツは白とします。 ・男子の靴下は黒・紺・グレー・白の無地でくるぶしが見えない長さのものとします(女子もスラックスの場合はこの規定に準じます)。 ・マフラーは制服と合わせて使用することを意識して、派手でないものを身につけてください。 ・コートは男・女とも色は紺・黒・グレーで、ダッフルコートも可とします。

Q 1-10:指定靴はありますか?革靴ですか?

革靴は黒で紐のないローファー型とします。自転車通学者は別途指定されます。

Q 1-11:特徴的な校則や入学前に知っておいて欲しいルールはありますか?

特にありません。社会生活を営む上で必要なことを指導しています

Q 1-12:うちの子はスケジュール管理が苦手なのですが・・・

毎日のホームルームにおいて「活動日誌」で生活・学習のふり返りと計画立案を行なっています。それを担任がチェックし、適切なアドバイスを行います。生徒が自立して行動できるようにサポート体制を整えています。

Q 1-13: ICTの活用方針や活用状況を教えてください。

生徒1人に1台iPadを貸与(月額使用料必要)し、授業やホームルームで活用しています。先生から送られた課題を自宅で学習する際にも大活躍です。

Q 1-14:学期・時間割について教えてください。

3学期制です。月曜日から金曜日は6時間目まで、土曜日は4時間目まであります。

Q 1-15:1クラス何名ですか?クラス編成にあたって配慮していることは?

1クラスは40名程度です。帰国生入試、一般入試、小学校からの内部進学者の比率がどのクラスも同じになるように配慮しています。

Q 1-16:クラス替えはどのぐらいありますか?

2年ごとにクラス替えを行います。2年間は原則としてクラスメートと担任は変わりません。

Q 1-17:定期考査は年に何回ですか?

3回です。各学期末に期末考査があります。

Q 1-18:長期休暇以外に、実質的な休みや自宅学習期間はありますか?

期末考査の後には約1週間自宅研修日がありますが、その期間中の考査返却日、考査のふり返りの日、成績票配付の日は登校します。

Q 1-19:何時まで学校に残ることができますか?

18:00が最終下校時刻です。

Q 1-20:放課後に使える自習室はありますか?

18:00まで図書室の利用が可能です。図書室内には学習スペースが充分用意されています。

Q 1-21:長期休みに補講・特別講習などの通学イベントがありますか?

後期課程(4年~6年)では夏休み、冬休み、春休みに講習があります。

Q 2-1:部活動に関する基本的な考え方を教えてください。

桐蔭学園での部活動は、アフタースクール(放課後のさまざまな活動)を構成する重要な一つです。 学校という場でしか得られない、一生涯続く貴重な友情を育む、最も適切な場が部活動です。 また、同時に「知・徳・体」の高度にバランスのとれた人格を形成する場でもあります。 本校では、90%を超える生徒が部活動に所属しています。

Q 2-2:中学生が参加できる部活動・同好会は?

【前期課程運動部】 剣道部 サッカー部 ラグビー部 バスケットボール部 軟式野球部 卓球部 陸上競技部 少林寺拳法部 バドミントン部 水泳部 ソフトボール部 アウトドア部 硬式テニス部 ソフトテニス部 柔道部 ハンドボール部 バレーボール部 スキー部 体操部 ダンス部 ラクロス部 計21部 【前期課程文化部】 吹奏楽部 写真部 天文・気象部 囲碁・将棋部 生物部 美術部 鉄道研究部 化学部 演劇部 文芸部 書道部 インターアクトクラブ コンピューター研究部 室内楽部 漫画研究部 グリークラブ 軽音楽部 混声合唱部 電気工作部 茶道部 園芸部 弦楽部 華道部 筝曲部 料理研究会 競技かるた部 計26部

Q 2-3:高校生が参加できる部活動・同好会は?

【後期課程運動部】高校とは別チーム 剣道部 サッカー部 ラグビー部 バスケットボール部 軟式野球部 卓球部 陸上競技部 少林寺拳法部 バドミントン部 水泳部 ソフトボール部 アウトドア部 硬式テニス部 ソフトテニス部 柔道部 ハンドボール部 バレーボール部 スキー部 体操部 ダンス部 ラクロス部 計21部 【後期課程文化部】 模擬国連部 吹奏楽部 写真部 天文・気象部 囲碁・将棋部 生物部 美術部 鉄道研究部 化学部 演劇部 文芸部 書道部 インターアクトクラブ コンピューター研究部 室内楽部 漫画研究部 グリークラブ 軽音楽部 混声合唱部 電気工作部 茶道部 園芸部 弦楽部 華道部 筝曲部 料理研究会 競技かるた部 計27部

Q 2-4:部活動の活動曜日、時間、費用を教えてください。

部活動は週に3回以内としています。

Q 2-5:朝練をしている部活動はどのぐらいありますか?

広範囲から通学しているため、朝練習は基本的にありません。

Q 2-6:休日の部活動はありますか?

公式戦や発表会の直前等には行なわれることもあります。

Q 2-7:中学生の部活加入率はどのぐらいですか?

強制してはおりませんが、90%以上の生徒が加入しています。

Q 2-8:兼部は可能でしょうか?

可能ですが、合計の活動数が週に3回以内になることが条件です。

Q 2-9:部活動と同好会などの違いを教えてください。

年間予算などで違いがあります。

Q 2-10:新しい部活動や同好会を立ち上げたいと生徒が申し出た場合の対応は?

新規の部活が認められることはめったにありません。

Q 2-11:大会等で実績をあげている部活はありますか?

後期課程(4年〜6年)の模擬国連部は、中等教育学校の中でひときわ輝きを放つ部です。発足したのは2007年と、学園の中でも歴史の浅いクラブの一つですが、2019年現在、全国大会優勝は6回、世界大会出場は5年連続9回目を誇り、日本全国の高等学校・中等教育学校の中でいずれも最多となっています。特に、2015年に行なわれた世界大会では、ついに優秀賞(世界第2位)の栄冠を獲得しています。

模擬国連部

Q 3-1:行事にはどのようなものがありますか?

遠足(1年)
運動会
学園祭【鸞鳳祭】
校内のシンフォニーホールでの各種鑑賞行事
海外語学研修(3年・全員参加)
合唱コンクール

シンフォニーホール
運動会
学園祭

Q 3-2:宿泊を伴う既定行事は何でしょうか

(2年)3月 ブリティッシュヒルズ語学研修(福島)希望者のみ (3年)3月 海外語学研修(クラーク)全員参加 (5年)修学旅行 全員参加

Q 3-3:各行事ではどのような点を大切にした指導をしていますか?

ホール行事
音響設備の整ったシンフォニーホールで一流の芸術を鑑賞します

運動会
生徒が作る運動会、運営や競技内容も運動会実行委員たちが考えます。

学園祭【鸞鳳祭】
全員参加、生徒の手作りなどが基本コンセプトです。

 

海外語学研修
2週間、語学学校のドミドリーで生活し、英語の学習をはじめ、海外の文化に触れる機会を持ちます。海外生活という実地経験を得ることが自信につながり、英語学習の充実はもとよりグローバルな視点を持つ大人への成長が期待されます。

Q 3-4:保護者に公開されている学校行事は?

学園祭 合唱コンクール 探究発表会

Q 3-5:生徒さんに特に人気の行事は何ですか?

運動会や学園祭です。

Q 4-1:入学後、保護者が学校に出向く機会はどのくらいありますか?

年2回ある保護者会には必ずご来校をお願いしています。保護者授業参観は年1回あります。クラス懇談会は任意ですが、ランチやティータイムを楽しみながら保護者の皆さまで情報交換をしていただける貴重な場です。

Q 4-2:PTAの役員はどのくらいの頻度で回ってきますか?

クラス代議員は各組2名で、複数年継続してくださる方がほとんどです。

Q 4-3:学校と保護者の間の連絡はどのように行われますか?

学年から、配布物や学校での生徒たちの様子に関する情報が、不定期ながら比較的頻繁にメール配信されて来るので、大変好評です。

Q 4-4:進級する際の条件は?(特に中学から高校へあがる際)

2年次終了の時点で、成績が著しく不良の場合には、3年次への進級が認められないことがあります。

Q 4-5:退学や停学について、考え方や基準を教えてください。

退学処分となる事例はめったにありません。登校しての謹慎など度重なる指導がありその経過の中で陶冶性が見られない場合には自主的に退学された方もおられます。

Q 4-6:校則違反にはどのように対処していますか?

本人が自身の行ないを見つめ直せることから始めるようにしています。

Q 4-7:いじめをどう把握し、どのように対応しますか?

授業の前後や教室清掃の時間などに感じた異変などを、学年教員間で共有して対処しています。年に複数回の「いじめ・いやがらせ調査」を行ない、本人・周囲の級友ほかからの情報に基づき、丁寧に調査するところから始めます。もちろんスクールカウンセラーもおります。

Q 4-8:生徒が登校できなくなった場合、どのような選択肢がありますか?

進級・卒業に向けて、できるだけのサポートを行なっています。

Q 4-9:学校のセキュリティ確保のための取り組みは?

校内で所定の来校者証を身に着けていない場合には声を掛けさせていただきます。

Q 4-10:災害時の対応について教えてください。

大きな地震災害に対しては、校舎は充分な耐震性を保っているとの評価をいただいております。災害時には、東日本大震災の時(学園連絡メールを地震後41分で配信)と同様に、帰宅困難な生徒を学校に留めておくことが想定されますので、非常食、水、防寒シート、固まるトイレと生理用品などを備蓄しています。  さらに、台風や大雪などで臨時休校にする場合や早めに下校させる時は、事前登録者への一斉メールを用いて保護者の方々へ連絡しています。  また、もしもの時に生徒の身を守る「大地震対応マニュアル」が全生徒に対して4月に配付されています。これは、登下校中に大地震が発生した際の自身の安全の守り方や連絡方法について、耐水性のストーンペーパーに印刷されているものです。

Q 4-11:家計が急変した場合にどのような支援がありますか?

保護者が逝去された場合に、就学支援の制度があります。

Q 4-12:学納金以外に、寄付金などの追加費用はありますか?

学園債・寄付などは任意です。

Q 4-13:転入・編入制度はありますか?

1年~5年次で、欠員が生じた学年に限り若干名の募集をすることがあります。対象は、保護者の転勤等に伴う転居の場合に限ります。

Q 4-14:転勤などで転出し、戻ってきたときに復学は可能ですか?

一度退学という形になりますが、多くの方は転編入試験を受けて復学されています。

Q 5-1:教育において大切にしている考え方を教えてください。

「自ら考え 判断し 行動できる」人物の育成を目指しております。また、大学のみならず社会にもつながる「新しい進学校のカタチ」を実現しようとしています。

Q 5-2:生徒さんへのスタンスは「管理型」「自主性尊重型」のどちらに近いですか?

かつての「管理型」から、生徒たちの自律的な成長を促すことを指導の柱とする「自主性尊重型」の学校へと時代に即する形で変容しました。

Q 5-3:「保守的」「先進的」のどちらに近い学校ですか?

有効性が明らかである伝統的な習熟度別授業などは活かしてはおりますが、2015年以降導入したアクティブラーニング型授業を筆頭に、間違いなく先進的な学校となっています。

Q 5-4:どのような生徒に入学して欲しいですか?

自分自身に大いに期待する、好奇心あふれる生徒なら、きっと本校で大きく成長できます。

Q 5-5:生徒には学校生活を通じてどのような人へと育って欲しいですか?

「自ら考え 判断し 行動できる」人物の育成を目標としておりますが、それだけでなく、他者とともに学び成長し続ける人へと育ってほしいと願っています。

Q 5-6:Q5-5実現のため、どのような教育環境を整えていますか?

アクティブラーニング型授業・探究(未来への扉)・キャリア教育の3本柱+アフタースクール(放課後のさまざまな活動)が相互に連携しながら生徒の成長を支える環境を整えています。

探求(未来への扉)

Q 5-7:女子教育/男子教育の考え方を教えてください。

他者を認め協働する中でそれぞれが成長していく男女共学の環境としました。

Q 5-8:とことんのめり込むこととバランスの良さ、どちらが求められる学校ですか?

アクティブラーニング型授業では、他者との協働の中で学ぶので、もちろんバランスはある程度必要ですが、探究やアフタースクールにおいて特定のテーマにのめり込む楽しみも見つけられます。

Q 5-9:興味・関心を広げる機会が多い学校ですか?

まずスキルの習得から始め、そのうえで自分の興味関心がどこにあるのか、徐々に自身で見えてくるようにプログラムされた探究(未来への扉)の授業では、最後に自身が設定したテーマで論文をまとめるところまで進みます。

Q 5-10:コース制はありますか?入学後にコースを変えることは可能ですか?

高校とは異なり、中等教育学校ではコース制は導入しておりません。

Q 5-11:特待生制度・奨学金制度はありますか?

入試結果で特別奨学生を選んでいる他、進級時に新たに特別奨学生に指名される生徒もおります。

Q 5-12:中高一貫生と高校入学者のカリキュラムは同じですか?違いますか?

中等教育学校は完全6年一貫の学校ですので、4年時に高入生が合流することはありません。別組織の高等学校は、高校受験で入って来る生徒のみで構成されます。

Q 5-13:小学校から進学してくる生徒と中学校から入学する生徒の割合は?

在籍者の約3割が桐蔭学園小学校からの進学者です。

Q 5-14:男女比はどのぐらいですか?

入試における募集人員は男女比を6:4としています。

Q 6-1:入学試験日はいつですか?

2021年度入試は、 2月1日(午前・午後)・2日午後・3日(午前)です。

Q 6-2:入学試験科目は何ですか?入学試験では何を重視していますか?

午前の4科目入試は国算社理、午後の2科目入試は国算(1日は英算も選択可)。他にAL(アクティブラーニング)入試や算数選抜入試なども。 単なる知識の暗記ではなく総合的な思考力や基礎学力を重視した出題となっています。

Q 7-1:入学までに身につけておいてほしいことは何ですか?

基礎学力と自分に期待する気持ち、でしょうか。

Q 7-2:宿題は多いですか?

授業と授業の理解をつなぐ意味での宿題を「適切な分量」出しています。

Q 7-3:家庭学習をどのように管理していますか?

自ら学習計画をたて、翌日に自身でふり返ることを毎日指導しています。

Q 7-4:英語と数学の教科書は何を使っていますか?

英語は検定教科書、三省堂の「New Crown」を使用しています。数学は数研出版の「体系数学」を使用しています。

Q 7-5:授業進度とその考え方について教えてください。

英語は先取り学習よりも基礎的な英語力をしっかり身につけることを重視し、4技能をバランスよく習得して行く方針です。数学は「体系数学」を使用してやや先取りの学習ペースで進んでいきます。学校の方針として、特に1,2年次は基礎力の定着に主眼を置き、「誰も取り残さない」教育を進めていきます。

Q 7-6:少人数や習熟度別の授業は行われていますか?

英語、数学において習熟度別の授業が行なわれています。英語ネイティブの授業ではクラスを半分に分けての少人数指導を行なっています。

Q 7-7:アクティブラーニングやPBLへの取り組みについて教えてください。

全ての教科でアクティブラーニング型授業が導入されており、個で学んだり授業の目標を共有した後、ペアワークやグループワーク、発表など協働の時間で学びを深め、最後に個としてのふり返りで自身の力へと高めています。 学校行事の多くは実行委員会等生徒組織主体の運営です。

Q 7-8:STEM教育への取り組みについて教えてください。

探究(未来への扉)授業でプログラミングなども扱うほか、16歳のサイエンスチャレンジという研究・発表も予定されています。

Q 7-9:英検・漢検・数検などの検定試験を取り入れていますか?

英検は学校受験が可能です。1年終了時には4級、2年終了時に3級、3年終了時に準2級の取得が目標です。準2級以上の力を3年から4年に上がる春休みに海外語学研修で活かそうというロードマップです。 4年以降はなるべく早い段階で2級を取得することを目標としています。 数検、漢検の学校受験はありません。

Q 7-10:外部模試はどの学年でどのようなものを受けていますか?

年に1回ベネッセの学力推移調査、河合塾の学びみらいPassを受験し、生徒の学力推移を長期スパンで把握しています。結果は生徒のキャリア教育の材料として、将来の方向性を考える資料として活用しています。

Q 7-11:成績不振者に対してはどのように対応していますか?

成績不振者に対しては追試、補講などの学習フォローを徹底しています。

Q 7-12:補習受講の基準はありますか?

担任からの個別の声掛けはもちろんありますが、アフタースクールの講座には希望者も積極的に参加しています。

Q 7-13:卒業生等が来校し学習を支援するチューター制度はありますか?

はい。「卒業生フォロー」という時間を設け、生徒が気軽に質問できる機会を設けています。大変好評です。

Q 7-14:その他、基礎学力を高めるための工夫があればお聞かせください。

アフタースクールでは勉強の仕方を基本から指導する講座などもあります。

Q 7-15:英語学習の特色をお聞かせください。

「楽しむ」―ここから英語学習をスタートします。「話す・聞く・書く・読む」言語活動を中心とした授業、洋書の多読やネイティブ英語教師による授業で、楽しみながら英語を学びます。グローバルラウンジや英語村でコミュニケーションの楽しさを存分に味わい、3年次に全員で参加する海外語学研修にて実践的な経験を積みます。
英語学習へのモチベーションが高まり、英語の表現の幅も大幅に広がり、英語の論理で考えを表現する力を育成する段階へと進んでいきます。英検をはじめとする外部検定試験に対応できる力も自然と身につきます。
英語のアクティブラーニング型授業では、英語の4技能をバランスよく習得するだけでなく、世界の多様な考え方に触れ、協働していく資質も身につけていきます。

グローバルラウンジ

Q 7-16:数学学習の特色をお聞かせください。

数学の授業では、アクティブラーニング型授業を展開し、次の「6つの力」を学年・単元に合わせて徐々に深化させていきます。 ①情報を正確に理解する「読解力」 ②知識を活用する「思考力」 ③感覚的に推測できる「直観力」 ④正確に処理する「計算力」 ⑤考えを筋道立てて伝える「表現力」 ⑥問題を作成できる「作問力」 これらの力を育成する活動を通して、将来待ち受けるさまざまな課題に対して、現象を数理的にとらえ、論理的な思考を駆使し、課題の解決に貢献できる人材を育てていきます。 また、18年間続く伝統の「桐蔭数学学力試験(通称:トーマスオリンピック)」では、年2回、教員オリジナル問題に3時間かけて挑戦します。1年から6年までの生徒が同じ問題に取り組むことで、学年や分野に関係なく「自由な発想で解く」ことを主眼に置いて実施しています。 「探究(未来への扉)」という授業です。 1年次から5年次に週に1回「未来への扉」という科目名の探究の授業があります。この授業では、情報の集め方、情報の整理の仕方、プレゼンテーション資料の作り方といった基礎的なスキルから、さまざまな角度からの分析の仕方、問題解決の方法など一生涯使える力を身につけます。

Q 7-17:その他の教科で、特色ある学習あればお教えください。

「探究(未来への扉)」という授業です。 1年次から5年次に週に1回「未来への扉」という科目名の探究の授業があります。この授業では、情報の集め方、情報の整理の仕方、プレゼンテーション資料の作り方といった基礎的なスキルから、さまざまな角度からの分析の仕方、問題解決の方法など一生涯使える力を身につけます。

Q 7-18:通塾している生徒さんはどのぐらいおられますか?

5年生まではさほど多くありません。受験直前の6年になると若干増えますが、そのほとんどが「塾に行けばなんとかなる」という幻想の持ち主で、成果には疑問符が付きます。学校の授業と連動しない独立したカリキュラムの塾でなく、本校の授業カリキュラムを補強するプログラムで構成された放課後の特別講習や夏・冬・春の校内講習を強く推奨しています。

Q 7-19:その他、御校の学習の特色をお聞かせください。

大学入学共通テストや新学習指導要領もいち早く見据えてきた、先進と伝統を融合させた新しい進学校です。

Q 8-1:いつ頃から大学進学を具体化していきますか?

生徒が受験を意識するのは、4年秋に5年時の科目選択を考え始める時でしょうが、1年時からのキャリア教育も含めて始まっています。

Q 8-2:文系・理系はどの時点から分かれるのですか?

5年生の4月から文理別授業が始まります。

Q 8-3:文系・理系に対応した選択授業について教えてください。

主に理科と地歴公民で科目選択が行なわれますが、最近は文系・理系の枠組みでは対応できない入試科目も増えており、本校では6年生の最後までいわゆる私立型に教科を絞った授業は行ないません。

Q 8-4:大学進学サポートとしてどのようなものがありますか?

放課後の特別講習のほか、夏・冬・春の校内講習などを手厚く実施しています。

Q 8-5:大学の指定校推薦枠にはどのようなものがありますか?使用基準は?

2020年度の例は、早稲田大学基幹理工学部、慶應義塾大学理工学部、東京理科大学理学部、東京理科大学理工学部、北里大学医学部などですが、毎年変わります。

Q 8-6:付属/系列大学への進学状況についてお教えください。

桐蔭横浜大学への進学者はほとんどおりません。

Q 8-8:付属/系列大学以外の大学の受験は可能ですか?

もちろんです。ほぼ全員が国公立を軸に他大学を受験します。

Q 8-9:付属/系列大学以外の大学受験を希望する場合、指導はして貰えますか?

むしろ桐蔭横浜大学の内部受験のためには特別の指導はありません。

Q 8-10:付属/系列大学の推薦権を得ながら、他大学を受験できますか?

一般的には推薦と一般受験は両立しません。

Q 9-1:外部主催/他校との連携イベント等への参加状況を教えてください。

模擬国連部は、中等教育学校の中でひときわ輝きを放つ部です。発足したのは2007年と、学園の中でも歴史の浅いクラブの一つですが、2019年現在、全国大会優勝は6回、世界大会出場は5年連続9回目を誇り、日本全国の高等学校・中等教育学校の中でいずれも最多となっています。特に、2015年に行なわれた世界大会では、ついに優秀賞(世界第2位)の栄冠を獲得しています。
模擬国連とは、実際に発生している国際問題を、国連会議の形式で討論し、各国の立場を踏まえながら問題解決の方法を探るという活動です。この活動を通して、プレゼンテーション能力・国際問題への問題意識の向上、多角的な視野の獲得を狙っています。

探求(未来への扉)

Q 9-2:短期留学の制度はありますか?

米国東海岸のプレップスクールやニュージーランドの学校への短期留学制度があります。費用は約35万~110万円です。いずれも校内での選考試験があります。

Q 9-3:海外研修はありますか?

2019年度入学の生徒から、3年から4年に上がる春休みに全員参加でクラークへの海外語学研修を予定しています。2週間、語学学校のドミドリーで生活し、英語の学習をはじめ、海外の文化に触れる機会を持ちます。英会話は現地の講師とのマンツーマン授業を中心に、さまざまなアクティビティを織り交ぜた多彩なプログラムを準備しています。海外生活という実地経験を得ることが自信につながり、英語学習の充実はもとよりグローバルな視点を持つ大人への成長が期待されます。 費用は約30万円、入学時より積み立てを行います。

Q 9-4:交換留学制度の制度はありますか?

米国東海岸のプレップスクールやニュージーランドの学校への春期・短期・長期留学制度があります。費用は米国春期で約30万円。長期はニュージーランドで約300万円、米国長期になると約6万5千ドルです。いずれも校内での選考試験があります。

Q 9-5:学校指定ではない留学を希望する場合の手続きは?

私的留学の場合には、留学先の状況を確認して留学扱いとするかどうか校内で検討します。

Q 9-6:留学や研修以外に、学校として取り組んでいる国際交流は?

校舎の中にネイティブ教員が常駐しているグローバルラウンジという施設があり、昼休みや放課後に賑わっています。海外からの来校者との交流も積極的に行なっています。キャンパス内には桐蔭英語村という施設もあります。
交換留学制度ではホームステイ先に名乗りをあげてくださるご家庭も少なくありません。

グローバルラウンジ¥

Q 10-1:卒業生さんに共通する美徳はなんですか?

共通するものというのは難しいですが、概して考え方が真面目だなぁと感心することが多々あります。社会の中に生きる自分自身を客観的に見つめられているのだと思います。 また、大学進学後や就職後にも「近くまで来たので」とフラッと馴染みの教員の席を訪れてくれることも結構多いです。

Q 10-2:生徒のどのような様子を見た時に喜びを感じますか?

「生徒の笑顔」これに尽きます。学校生活で「楽しい!」と感じている時、生徒は心の底から喜びを表現し、はじけるような笑顔を見せてくれます。特に授業中に「わかった!」という感動をしている時の表情が一番好きです。 また、生徒がかつての自分の行動を言葉にして語っている時。「あの時はこうでした。今はこう思います」と、自分を客観視できている姿を見た時に、成長を実感して嬉しくなります。

Q 10-3:生徒が在学中に起業したいと言い出したらどう対応しますか?

実際に起業した生徒もおり、テレビ番組の取材を受けたこともあります。

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