新校舎で学べる学校 (1)東京都

伝統ある校舎のたたずまいは素敵ですが、学校に通うお子さんはやはり、新しい校舎・きれいな施設にも惹かれますよね。

ということで、現在新校舎を建設中の学校さんや2015年以降に校舎の新築やリフォームを行った学校さんを紹介する企画を立ち上げました。第1弾となるこの記事では、東京の学校をご紹介。

このページは随時更新します(最終更新日:2021年4月28日)。新校舎を建設中/2015年以降に校舎の新築やリフォームを行った学校さんを下記以外にもご存じでしたらこちらのフォームからぜひお気軽にお知らせください。

新校舎建設中

桜蔭中学校

創立100周年記念事業として、東館の建替を準備中。「新東館では普通教室はもとより、理科教室の充実を図ります。また体育館・プール施設を充実させ、教育のICT化も進めてまいります」とのこと。2023年冬に完成予定。

開成中学校

創立150周年記念事業の一環として、新校舎を建築中。2021年3月19日時点で外観がほぼできあがっているようです。2021年7月15日に竣工式、8月からは2期工事の予定。新校舎の概要は学校HPにて。

”開成が維持、発展させるべき重要項目”の1つが”運動会”で「上のグラウンドには仮設も含め校舎は建てず、毎年開成のグラウンドで運動会ができるように」するそうです(出典はこちら)。やはり運動会は大切なのですね!

海城中学校

「科学的思考力を備えた『新しい紳士』へ」を掲げ、学園の新しい「顔」としての新理科館を建設中。物理・化学・生物・地学の4科それぞれに専用実験室を設け、各科の授業に適した教育が行える環境をつくるそうです。工事進捗状況は学校HPにて発信中。

品川女子学院中等部

2018年11月より、校舎の建て替え工事を実施中。南側に校舎を新築し、その後は新校舎を利用しながら現在の校舎を建て替え、2024年9月には全校舎の建て替えが完了する予定とのこと(出典は学校HP)。

ドルトン東京学園中等部

STEAM教育を実現する場として、環境配慮型のZEB・STEAM校舎を建設中。2021年1月着工、2022年9月竣工予定

新校舎は1階を「クラフト・ラボラトリー」、3階を「サイエンス・ラボラトリー」とし、学習活動の基盤となる中間階(2階)に「ライブラリー」を配置することで、ドルトンプランの中核をなす「学びの設計、学びの探究、学びの発表」の効果的なサイクルを生み出していくとのこと。詳しくは特設ページにて。

一人ひとりの知的な興味や旺盛な探究心を育て、個人の能力を最大限に引き出す学習者中心の教育メソッド「ドルトンプラン」(出典:学校HP)を実践する場として工夫されているのですね。

2015年以降に新築・リフォーム

青山学院中等部

青山学院は現在、青山キャンパス再開発計画を開発中(21年4月より大学新図書館棟の建築工事が開始)。その一環として、2017~2018年に建てられた中等部の新校舎が完成。新校舎では「教科センター方式」を採用。各教科が専用のゾーンと教室を持ち、教科の発表や作業のためのメディアスペースや先生の研究室が隣接しています。写真などは学校HPにて。

麻布中学校

創立120 周年記念として、2015年に新体育館が完成。新体育館の概要は学校HPにて紹介。旧体育館跡地はサッカー等ができるスペースとして整備され、利用されているとのこと。

大妻多摩中学校

2015年に3階建ての新図書館棟(通称:アカデメイア棟)が完成。2階は5万冊の蔵書を有する図書室、3階には約200席の自習室が。図書室・自習室などの360度ビューを学校HPで見ることができます。

巣鴨中学校

創立100年を記念し、2016年春に校舎改築を完了(出典は建設会社HP)。

成城学園中学校

成城学園は、2011年から10年計画で幼稚園から大学まで学園全体の教育環境を整備しています。
その一環として、2016年に完成した中高一貫新校舎のコンセプトは「自由な空間」。天井も高く、開放感にあふれる場所となっています。写真は学校HPにて公開中。

田園調布学園中等部

生徒さんたちの「創造探究活動」を支える場所として、2018年、第二校舎 〜創造探究棟〜が完成。被服室・調理室・音楽室・美術室・和作法室・選択教室があります。第二校舎を含む施設の360度ビューを学校HPで見ることができます。

田園調布学園さんは「理科×数学」で視野を広げたり、「数学×美術」「物理×音楽」で知識と技術・感性をつないだりする教科横断型授業が盛んなことでも有名です。(出典はこちら