佼成学園女子中学高等学校 榎並 紳吉校長先生のお話・穴埋め式まとめノート

この記事は、文化放送PodcastQRで毎週月曜日に配信されている「【中学受験】おおたとしまさの『校長室訪問』」の内容を、確認クイズ付きでWeb再録したものです。

配信内容を書き起こすとともに、その一部を「穴埋め(ブルダウン式の三択)」クイズにしております。

番組を聴きながら穴埋めを完成させて、楽しみながら学校への理解を深めていただければ幸いです。

今回お届けするのは、
佼成学園女子中学高等学校 (東京都 世田谷区)の校長、榎並 紳吉先生のお話です。

番組の聴取は下記より↓↓

【大切なお願い】

※このWeb再録は、「【中学受験】おおたとしまさの『校長室訪問』」をより楽しんでいただくための取り組みとして、文化放送様の許諾をいただいて実施している特別企画です。

クイズを楽しんでいただいたあとは、ぜひページ末尾のアンケートフォームから、番組のご感想やリクエストなどをお送りください。

この企画を続けていくことができるかは皆さまのお力にかかっております。ご協力、どうぞお願いいたします!

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Topics1:学校の概要

グローバル教育に力を入れるおおらかな校風の学校

おおたとしまさ氏(以下、おおた):
それでは佼成学園女子中学高等学校の校長、榎並 紳吉先生にお話をうかがっていきましょう。榎並先生、よろしくお願いします


佼成学園女子中学高等学校
榎並 紳吉
校長先生(以下、榎並):
よろしくお願いいたします。

おおた:
(中略)まず学校の立地について、最寄りの駅や周りの環境を教えていただけますでしょうか。

榎並:
佼成学園女子は世田谷区給田(きゅうでん)というとこにあります。最寄り駅は京王線の千歳烏山(ちとせからすやま)という駅で、2022年の3月から京王線の特急が止まるようになりまして、新宿からは11分、八王子や橋本からでも40分かからないという便利なところにあります。

そして駅からは徒歩5分と非常に近く、閑静な住宅地で登下校にも交通事故とかそういうことにならない登下校ができる、そんな立地であります。

おおた:
それでは、最近の学校の様子など教えていただければ。

榎並
佼成学園女子は、実は、私は今年度から新校長として姉妹校の男子校から女子校に移ってきました。

おおた:
ああ、そうでしたか。

榎並
ですから新米校長なんですけれども。校風は生徒たちが非常におおらかで、そしてのびのびとした雰囲気をもった生徒さんが非常に多くて、私が就任して間もない頃からどんどんどんどん私のほうに自分から挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりと、本当に人懐こいというか、コミュニケーションがしっかりとれるような生徒さんが多いというふうに思っています。

おおた:
そうですか。ということは今、校長先生になられて1カ月ちょっとでしょうか。

榎並:
そうですね。

おおた:
そうでしたか。他に何かございますか?最近のご様子とか。

榎並:
佼成女子の非常に力を入れている部分が英語教育、グローバル教育です。高校からは留学コースがあったり、SGコースといって、グローバル的な活動をしているコースがあるんですね。

おおた:
SGとはスーパーグローバルですか?

榎並:
そうですね。留学コースはニュージーランドのほうに1年間、コースの全員の生徒が留学をして、頑張ってしっかり英語の力をつけてくると。

おおた:
1年間というのは、タイミングとしては6年の中でどこで行くのですか?

榎並:
高校1年の冬からです。2年の冬に戻って来るようなタイミングですね。

おおた:
いいですね。

榎並:
SGコースのほうもイギリスのロンドン研修が6週間あります。その間にロンドン大学との交流とか色々なことを勉強してくるというような感じで研修に行っております。

建学の精神にある「思いやり」とか「親切心」ということを大切に、感謝できるような子どもを育てることを大切にしますので、エピソードとしては、千歳烏山の駅でご老人の方の荷物を持ってあげて助けたり、また、道案内をちゃんと現地までしっかり連れて行ってあげるようなことが(あって)、学校のほうにお手紙や電話でお知らせいただいたりしています。非常にあったかい女子生徒がたくさんいる、そんなことも佼成女子のいいところかなと思っています。

Topics2:沿革

ソフトボール部、ハンドボール部は全国クラス

おおた:
そういったおおらかな思いやりの気持ちをもった生徒さんが多い学校だということなのですが、学校の生い立ちあるいは創立者がどんな方だったのかというところ、歴史の部分をうかがっていってもよろしいでしょうか。

榎並:
1954年に東京都から学校法人佼成学園の設立を認可されました。その上で、杉並の和田に佼成学園――男子校なんですけれども中学高等学校、そして世田谷の給田に佼成学園女子中学高等学校が設立されました。

創立者は立正佼成会を開かれた開祖でもある庭野日敬(にわの・にっきょう)先生です。この方は――私は実は佼成学園の中学高等学校を卒業しているのですが、私の中学高校時代は、学園長として庭野日敬先生の講話であったり入学式の時の訓示であったりそういうのを聞かせていただきました。

おおた:
直接、教え子だったわけですね。先生は。

榎並:
大学を卒業してすぐに男子校のほうに就職をしたんですけれども、その若い時にも庭野日敬先生の色々なお言葉に触れることがあってですね、本当に笑顔が、どんな人間もすべての人たちをあたたかく包み込んでしまうような笑顔の素敵な方でですね、特に、話の中のことで言うと「縁があって佼成学園に皆さんは入ってきたから、その縁を大切にしっかり勉強しましょう」というようなことと「親孝行な人間になってください」と。

おおた:
親孝行。

榎並:
はい。親孝行ができる人間になってくれということは本当によく言われていたことをしっかり覚えています。

おおた:
きっと笑顔で誰をも包み込んでしまうたたずまいがそういう柔らかい、それこそおおらかな先生だったんだなということが今のお話から伝わってきましたけれども。

もともと男子校と女子校ということで別々の地で1954年に認可をされて、学校が始まっていて。ホームページを調べましたら「こうせい」の字がもともと違ったんですね、にんべんがついていなかったんですね。

榎並:
そうなんです。1960年にこうせいの「こう」の字が変わりました。

おおた:
なにか学校の歴史の中で特徴的な出来事はございましたでしょうか?

榎並:
佼成学園女子は――男子校もそうですが――スポーツにすごく力をいれている学校でして、たとえば、かなり前になってしまいますけれども、ソフトボール部が全国高校総体(インターハイ)で優勝をしております。あとはハンドボール。ハンドボールがここ十数年、12年ぐらいの間にインターハイで3回優勝、全国高校選抜でも3回優勝していると。今年も全国選抜で準優勝ですので、非常に強いです。

おおた:
女子ハンドボールはすごく強いイメージがあります。男子校のほうはアメリカンフットボールですよね。

榎並:
そうなんです。男子校はアメリカンフットボールで、ここ7年で5回、日本一になっています。

おおた:
それぞれ看板の部活があっていいですね!

Topics3:保護者様へのアドバイス

教えるのではなく、興味をもったことを応援

おおた:
そういった佼成女子さんですが、その教育のエッセンスをなにか一般のご家庭でも取り入れるヒント、あるいは子育てのアドバイスのようなものをいただければと思うのですがいかがでしょうか。

榎並:
今は学力だけではなく、人間力の養成・育成が非常に大切な時代になっているのかなと感じております。人間力の中には、主体性そして思考力、創造力、そしてコミュニケーション能力や協働というような協調性ですね、そういったことが非常に大切にされていると思います。

佼成学園ももちろんそうですが、ご家庭でもお子さん一人ひとりが興味を持つことは違うと思うんですね。それがどんなものであってもお子さまが興味をもったことをまず積極的にやらせるということ、そしてそこで協力をするという中で、教えるのではなくて(1)をすると。

<確認クイズ>
(1)に当てはまる言葉の組み合わせは何でしょう?

テスト

榎並:
教員が教えるのではなくて(1)をしてどんどん、どんどん自分からものごとを進めていくような教育をすることがポイントかなと思います。そうして、その(1)に対してきちっと対応ができた時には、認める。ほめる。そうするとさらにモチベーションがあがって、どんどんどんどん深くまでものごとを考えたり、大きな視点で創造したりというようなことが自然に身についてくるのかなと思っています。

あとは、人間関係を円満につくるということをすごく大切にしていますので。円満な人間関係の中でコミュニケーション能力であったり、協働という一緒に活動していく姿勢ですね、そういったものを身に付けていくんじゃないかなと思っています。

ですから、円満な人間関係、それから興味をもったものをどんどんどんどんやらせて(1)をしてほめてあげると。そんなことが人間力を高めていくひとつの方法じゃないかなというふうに思っています。

おおた:
ありがとうございます。お子さん自身が興味を持ったことをどんどん応援してあげる、年頃のお子さんの興味の対象って親世代からすると理解しづらかったりしますけれども、そこは本人の興味を大切にしてあげて。

「そんなことして何の意味があるのかしら」みたいに思うかもしれないけど、いったんやらせてみて、お子さん自身が興味を持っていることについてこちらの興味をもってあげるからこそ(1)が出てくるのだと思うので、自分が興味を持っていることに親もまた興味をもっていると、すごく励みになると思いますし。他者の視点を得ることで「それは面白いな」とまたさらに探究心が高まってということもあろうと思います。

そうするとご家庭の中でも円満な親子関係もでてくるでしょう。お互いに興味をもってという親子関係の中で、それが人間関係の土台になっていくと。そうすると、庭野先生がおっしゃっていた「親孝行」というものもあとからついてくるのかなという気がします。ありがとうございます。とても具体的でわかりやすいアドバイスだったと思います。

校長室訪問、今回は佼成学園女子中学高等学校の校長、榎並 紳吉生生にお話をうかがいました。榎並先生、ありがとうございました。

今回の内容のご感想やコメントなど、ぜひお送りください。
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