川村中学校

目次

生徒の安全を第一に考える学校です

川村学園は関東大震災を契機に創設された学校ですので、安全に関する教育は特に徹底しています。お子さんは、ご家庭にとってもお一人おひとりがかけがえのない存在であると同時に社会にとっても大切な存在です。私たちはあらゆる面で生徒の安全を第一にした設備を整え、学園運営をしております。

JR目白駅からわずか徒歩1分

池袋や高田馬場に隣接する都心にありながらも、目白庭園や目白の森、おとめ山公園などの自然も豊かなJR目白駅。川村学園は、その東側に広がる文教地区の一角に位置します。敷地内で最も駅に近い位置にある中学校・高等学校の校舎までは、目白駅からわずか徒歩1分。さらに、生徒の登下校時は、目白駅から学校までの通学路に教師が立ち、安全の確保と登下校指導にあたっています。

通学班で非常時も安全に帰宅

生徒たちは多方面から通学していますので、非常時でも安全に帰宅できるよう、毎年4月に中・高合同で方面別に6方面40班の通学班を編成しています。年度初めには、小・中・高合同の通学班下校を実施しています。なお、今年度(令和2年度)はオンラインでの通学班編成を行いました。

小・中・高合同の通学班下校の様子
中高通学班下校訓練

コロナウイルス感染症抑止対策

本校ではコロナウイルス感染症抑止のため、4月13日からオンライン授業を開始。6月は週2回の分散登校をし、登校をしない日はオンライン授業を実施。生徒の安全を確保しつつ学力の維持に努めてきました。7月上旬に通常登校を開始したあとも、登校時間は8時から9時35分と幅を持たせることで、混雑を回避して登校できるようにしています。

登校前の健康観察に加え、登校時にサーモグラフィーによる体温チェックを実施しています

少しでも感染リスクを下げるよう、生徒は登校後、ポロシャツ・ハーフパンツに着替えて学校生活を送ります

防災教育の推進や避難訓練・不審者侵入対策訓練、災害対策などの「安全・防災教育」、コロナウイルス感染症抑止対策を行った「新しい生活様式」については、下記ボタンをクリックしてご覧ください。

保護者様とともにお子さんを見守り育てる学校です

私たちは保護者の皆様とともに、お子様の日々の生活をあらゆる面からサポートします。学校生活を通じて、豊かな心と健康な身体を育むとともに、自分自身がかけがえのない存在であることを一人ひとりに認識させ、他者をも同様に尊重できる優しさと思いやりの心を持った聡明な女性を育むことに全力を尽くしていきます。

「三位一体」の教育

川村学園の徽章は「三羽の鶴」でかたどられています。

本人・家庭・学園の三位一体の教育(三羽の鶴の由来)を通して、多感な6年間の人格形成を図っていきます。

三羽の中央でまっすぐ進もうとしている鶴が「生徒」、左右から支え導く鶴が「保護者」と「学園・教職員」を象徴しています

心と身体を育む伝統の「会食」

本校では給食を「会食」と呼んでいます。栄養やカロリーのバランスがとれた食事を通じて生徒たちの心身の成長を支えることはもちろん、毎日の会食を通して、食に関する正しい知識や選択する力を身に付けるとともに、食につながる様々な人達や自然が育む命の恵みへの感謝の心を育みます。そして、健康で豊かな食生活を将来にわたって実践できる女性を育てていきます。

校内で調理

本校の会食は、小学校校舎の厨房で調理を行っています。温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにと、心をこめて手作りした食事を皆でいただきます。

安心・安全な食事を提供

毎月の献立表には、材料の産地を明記し、食材の仕入れにも十分に配慮しながら、安心・安全な食事の提供を行っています。さらにアレルギー疾患のある生徒には、事前に管理栄養士や会食担当者、養護教諭との面談を行い、アレルギー区分表に基づき、個々に適切な対応をしています。

6月8日より、感染症対策のため、校内で調理した「パック入りのお弁当」を教室でいただいています。どのような献立なのか、また、どういった点に注意して会食を実施しているのかは、下記よりご覧ください。

段階的に「生きる力」を養う学び

自分自身の「生きる力」を養うために、各学年テーマを設け、「総合的な学習の時間」を活用して、段階的に学習を進めていきます。
大切にしているのは、「テーマの中で一人ひとりが興味のあることを見つけ、校外での体験学習を通じて更に理解を深め、事後に自分なりの考えをまとめて、発表する」という姿勢です。また、普段の学校生活や都会の生活では得られない体験を通して、自然を愛する、たくましい人間に育つことを目指します。

正解のない問いに挑む

高校1年生では、実在する企業に協力していただき、学校にいながらインターンシップ体験をすることができるという、クエストエデュケーション(職業探究プログラム)に取り組みます。

多彩なミッションが豊かな発想力と伝達力を養うとともに、豊富な経験と知識、技能の確実な習得、それを基にした思考力、判断力、表現力、そして主体性をもって多様な人と協働して学ぶ姿勢を育てます。

自ら学ぶ力を培う授業

本校では、中高ともに2学期制と土曜日授業を実施することにより、年間37週の授業時間を確保し、学習内容の充実に努めています。
中高の全学年で英語と数学の習熟度別授業を実施し、生徒全員に必要な学力を身に付けさせ確実な理解へと導きます。
主要5教科は、情操教育や総合的な学習ともつねにリンクして、日々の学習が、よりよく生きる大切な基盤になることも学んでいきます。

進化し続けていく学校です

本校には、創立来「感謝の心」を基盤とした教育理念が脈々と受け継がれております。

一方、創立から約1世紀という歳月が流れた現在、社会は大きく変遷し女性が家庭以外の場で仕事を持つということが当たり前のこととなってまいりました。こうした中、本校では、変えないもの、変えていくものを見極め、生徒一人ひとりの成長につながる取り組みを行っていきます。また、 保護者の皆様から学校生活についてのご要望がありました際には改善点を柔軟に検討し、よりよい学校づくりに努めています。

ICTに関する取り組み

本校では学校教育のデジタルシフトに備え、2018年までに電子黒板やプロジェクターを使用した授業を進め、2019年度にはICT教室を増設するなど施設の整備を進めるとともに、アクティブラーニングや調べ学習での活用を推進してきました。そして、2020年度からは1人1台のICTデバイスを使用し、プログラミングやドローン、ロボットの授業を開始すべく準備を進めておりました。

こうした準備を行っていたため、2020年2月以降の新型コロナウイルス拡大に際しても、速やかに遠隔教育へのシフトを決断し、4月1週目にはGoogleアカウントを配布、4月13日より中・高全科目での配信授業を開始することができました。

今後はさらにICTリテラシーを高め、生徒の探究的な学習支援、自主的な授業への活用、個別の指導、反転授業など、学習環境の多様性を広げる取り組みを行っていく予定です。

ICT_1

ICT_2

中学校 電子図書館サービスを開始

新型コロナウイルス感染症感染対策で、図書館施設の休館、書店等が休業する中、お嬢様に少しでも本を読む機会を提供したいと考え、「School e-Library」による電子書籍の読書サービスを開始しました。

語学研修プログラムの拡充

創立者川村文子先生は、創立当初から英語を必須の教養と捉え、英語の時間を多く取り入れていました。外国語の習得や国際感覚を身につけることが益々重要になっていることを踏まえ、本校では、文化も思考も多種多様な人々に対し、相手を理解し、自分の意見を伝えられる英語力を身につけることに力を入れています。

こうした観点から、2018年からは毎年の英国語学研修に加えて福島県にあるブリティッシュヒルズで2泊3日の研修プログラム「イングリッシュキャンプ」への参加も開始したほか、音読トレーニングアプリも導入しています。

Study Support Centerを開室

家庭学習の学校内完結、自学自習習慣の確立、第一志望校への現役合格力の育成を目的として、2019年より「Study Support Center」(学校内の教室を利用した放課後学習システム)を開校しました。平日は午後3時30分から7時、土曜日は午後1時から8時まで開室しており、中学1年生から高校3年生まで多くの生徒が登録し、活用しています。

学校のカリキュラムに対応し、放課後の時間割を作成します。
自習エリアで自分のやるべき勉強に集中し、効率よく学習に取り組むことができます。

先生とチューター・講師が常時いますので、いつでもわからないところは質問ができ、疑問を放置しない学習習慣作りができます。
また、希望者にはオプションで個別指導も可能です。

学校情報

川村中学校

〒171-0031 東京都豊島区目白2-22-3
TEL:03-3984-8321(代表)

公式HP: https://www.kawamura.ac.jp/cyu-kou/

制服

本校の制服は、白い三本線のセーラー服です。
夏には、盛夏服であるワンピースもご希望で着用できます。