柳澤幸雄学園長のお話ダイジェスト ~ 北鎌倉女子学園中学校高等学校 ~

コロナ禍の影響を受けた過去2年間とは異なり、学校訪問の機会が一気に増えている2022年。でも予約が取りづらく、なかなか学校訪問に参加できない・・・そんなお悩みをお持ちの方のご参考にしていただければと学校さんの調査や取材を始めました。

当サイトの管理人・ママサポチワワが個人的に素敵だなと思っている学校さんについて、校風や教育の特色が感じられた内容を中心にお伝えしていければと思います。

第2回目となる今回は、北鎌倉女子学園中学校高等学校(神奈川県鎌倉市)さんの記事です。

北鎌倉女子学園中学校さんでは今年度(2023年度入試用)、学校説明会を「シリーズもの」とし、柳澤幸雄学園長(※)が毎回、違うテーマでお話をしてくださっているようです。その内容は学園公式YouTubeで公開されていますが、全部視聴する時間がない!概要だけでも知りたい!!という方のために、学校の許可を得て、主要部分の書き起こしをいたしました。

学校説明会訪問前のおさらいとして、学園の教育内容を知るきっかけとして、どうぞご活用ください。

※柳澤幸雄学園長は、2020年3月まで開成中学校高等学校の校長を務めた方で、東京大学名誉教授でもいらっしゃいます。学園長就任のお知らせ記事はこちらよりご覧ください(学校公式サイトへ接続します)。

学校紹介ページはこちら↓↓

第1回学校説明会より

2022年3月19日に開催された「学校説明会①」での柳澤学園長のお話の一部(16分16秒~25分40秒)を書き起こしました。

お子さんがどのようであれば親として安心できるか

現在の日本は、もはや「ジャパン・アズ・ナンバーワン」――これはハーバード大学のエズラ・ヴォ―ゲル教授が当時書いた本ですが――ではない。「世界一の国」と言われていた時代ではないんです。(そうした中で)子供たちが、そして日本が輝く夜明けを迎えるためにはいったい何が必要か。そこを考えていく必要があるわけです。

30年後の仕事と社会(がどうなっているか)。先ほども申しましたように、未来は常に未知ですから、これはわかりません。わからないけれども、そのまま放っておいていいわけではない。では、どうすればよいのか。

(それは)未知の世界で生き抜ける力を養う。そういう力をお子さんに授ける。そのための教育はどういうものが必要なのか、それを考えて、そしてそれに対して最も望ましい選択をしていくことが大事です。

では、子どもが社会人の年齢になったときに(ついて)こういうことを考えましょう。

- お子さんは、自立していますか?
- お子さんは、自分らしい生き方をしていますか?
- お子さんは、安定した収入が得られる技量を持っていますか?

これらを「そうだ」「YES」と答えられれば、親としては非常に安心ですね。

では、そういう答えをするためには何が必要か。お子さんが親御さんの年齢になった時に、いったいどういう技量を身に付けていば、この質問にYESと答えることができるのか。そして、北鎌倉女子学園では、いったいどういう教育を行うことによってその技量を生徒たちにつけようとしているのか。それをご紹介したいと思います。

なぜキタカマは伝統と革新」を掲げているのか

北鎌倉女子学園の教育は「伝統と革新」。最も新しいICT・コンピュータ技術あるいは英語といったものに力を入れた教育とともに、伝統というものを非常に大事にしています。

なぜ伝統を大事にするかというと。人の本質、つまり人の成長経過や成長速度は昔も今も変わらないためです。どんなに社会が進歩しても、生まれてきた赤ん坊が「初めまして、よろしくお願いします」と言って生まれてくるわけではありません。

赤ん坊は、今も昔も生まれる時はオギャーッです。そのオギャーッというところから小学生になり、高学年になってこれから中学に進んでいく。その成長速度をきちんと見ながら教育することが大切です。これが「伝統」です。

一方で革新。人を取り巻く環境、つまり技術や考え方は非常な速度で変化しています。今は我々、誰もがスマホを持っています。小学生のお子さんでも多分持っているでしょう。ですが、皆さんのお父さんやお母さんが小学生の頃、あるいは中学生になりたての頃、どういうものを持っていたかというと、たぶん「ポケベル」です(中略)。そういうような時代(だったのに対し、現代はスマホなので)それだけ大きく変化している。だから、これにもちゃんと対応していかなければいけない。電話機の歴史を眺めれば、技術革新が非常な速度で(進んでいることは一目瞭然です)。

そこで、伝統と革新。
たとえば、伝統。どんなに時代が変わっても、変わらないもの。それは人との接触の仕方――たとえば、礼法。(本校では)高校1年生にこういった畳の部屋で、きちんとしたお辞儀の仕方といったものを教えます。

それとともに、(「革新」として)コンピュータを駆使したアクティブラーニング(を実施しています)。学校で支給しているiPadを使って、活発な議論をする。このように(伝統と革新の)両方を満足させる、そういう教育を行っています。

繭から絹糸を手繰るように

そして最も大事なのは、「繭(まゆ)から絹糸を手繰る(たぐる)ように」(ということ。つまり)「型にはめる教育」ではないということです。「型にはめる教育」というのは何かというと、

- 良妻賢母
- トップ大学への合格
- 力強いリーダーシップを育む

といった「うちの学校の教育方針はそういう方針です」「生徒はみんなこういう方針のもとで力強く育っていっています」(などの方針です)。一見たくましいように感じますが、実をいうとこれは、大人の理想像に合う”ロボット”を作っている(ようなものです)。こういう理想像に合う子どもを作りましょうと、大人が最初に決めちゃっているんです。それはロボットですよね。これは、私は教育ではないと思っています。

そうではなくて、教育の本質というのは、生徒一人ひとりの素質を引き出す(ことです)。みんな顔つきも違い、好みも違います。そういう素質を――これは生徒一人ひとりを繭に例えているわけですが――繭の特性に合わせて、繭から糸を手繰っていくわけですけども、その手繰り方も、早く手繰った方が良い場合もあり、遅い方が良い場合もある、それに合わせてやっていきましょう。そして、そういう計画教育を行った結果、自分に合った進路を選択し、そして先ほどの質問=「お子さんは自分の人生に満足していますか?」――自分の進路にあった、自分らしい生き方ができる、そういう選択が出来るような教育を行うということをやっています。

生徒に根ざし選択できる。ただし必要なことは全員が身に付ける

そこで、そういう意味で、生糸ならぬ「先進的取り組み」をやっています。先ほど、(本校では)普通コースから先進コースへと名前を変えたとお話ししましたが、それは我々の覚悟の表れなんです。つまり、これからお子さんたち誰もが必要とする武器として、英語とコンピュータ、それらを十分に使いこなせるような教育を行います。それの表れがこの「先進」という名前なのです。

そしてその行き着く先は、お子さんがちょうど皆さんの親御さんの年齢になったときに満足できる、そういう生き方をするため、北鎌倉女子学園を卒業するときには全員が英語とICTを使いこなせる。そういう教育をしようとしています。普通コースから、そのために(先進コースへと)名前を変えました。これは我々の覚悟です。

高校には音楽科と普通科があり、普通科には先進コースと特進コースという名前をつけました。特進とは何かというと、これは「競争して自分の次の場所を勝ち取る」「一般入試で試験をやって勝ち取っていく」そういうところにチャレンジしていく。特進コースは競争にチャレンジするコース(です)。なぜチャレンジすることが必要なのか、それはまたこの次ぐらいにお話しします。

このように、生徒に根ざし、その素質と希望に基づいて選択できる。ですが、最もベースとして必要なことは必ず全員に身に付けてもらう。そういう教育を行っているのが北鎌倉女子学園であるとご理解いただけると非常にありがたく思います。

最後に。中等教育(中学・高校)、そして高等教育(大学・短大・専門学校)、これらはお子さんの人生にとって「途中経過」です。親子で楽しい時間を過ごすために、大人同士の楽しい時間を過ごすために、今、何をしなければならないか。お子さんが大人になって、そしてお互いに大人として楽しい時間を過ごす。これは生きている上での大きな喜びです。そういう時間を過ごすためには今、何をしなければならないのか。非常に身近な大学受験を考える、それだけでは不十分です。あくまでもそこは途中経過です。これから10年後、あるいは20年後のお子さんを目指して選択をしていく。それが一番大事なことではないかと思っております。


第2回学校説明会より

2022年4月16日に開催された「学校説明会②」での柳澤学園長のお話の一部(14分11秒~24分26秒)を書き起こしました。第2回では、第1回でお話のあった情報教育の内容をより具体的にお話されていました。

未来を創るキタカマの情報教育とは

では、(本校の)情報教育はいったいどういう内容なのか。少し全体を俯瞰したものを、考えていきましょう。

情報教育で未来を創る。中学時代は「先進的な学びの時間」という(中1では)2時間連続の授業を利用して(情報教育を行って)います。「教えられる学び」から「自ら学ぶチャレンジ」へ。自ら学ぶ、自ら、自分の必要とする知識や情報を取りに行くということに慣れていきます。

そして高校では――共通試験にも「情報」が出る時代になりましたから、それをきちんと見分けながら――未来を創る力をつける。各教科科目や学校行事と連携した教科横断的な試みにチャレンジする。

実際の授業の例として。情報、コンピュータといえば「アルゴリズム」という言葉をよく聞きますが、アルゴリズムとはいったいなんでしょう?アルゴリズムを私は「段取り」と訳します。たとえば料理を考えるときには色々な段取りがありますね。味付けも、さ・し・す・せ・そも段取りです。そういう順番をきちんと決めてコンピュータがわかるような言葉で伝えてあげる、それがアルゴリズムです。

何か作業をやるときにはその段取りをきちんと作ることが大事です。プログラミングの手順は段取りですから――非常に遠い世界、機械だけの話だったら理解しづらいしよくわからないので――「我が家の自慢料理を紹介するプレゼンテーション」(とします)。自慢料理をどう作るかはまさに段取りですからね。そして、家庭科とコラボして授業で一緒にやったわけです。料理の手順を通してアルゴリズムを学ぶ「我が家の自慢料理」。「情報」という難しそうなものでも、自分の生活の中で非常に身近なものごとと関連している、そう言うことができるわけです。

(ビデオを視聴しながら)次は、「Pepperくんとおしゃべり」(の授業です)。Pepperくんに何を話させるか決めているところです。予定どおりに言葉が出たのかはわかりませんが、(生徒が)笑い転げているところを見ると、何かどこかで間違ったのかもしれません。こうやって実際に体験してみると、ワクワクする気分になることがあります。ですから、こうやって実際に体験できて、とっつきづらいかもしれないと思うようなプログラミングというものにつなげていく。これがキタカマが行っている情報教育の1つの例です。

6年間の情報教育をまとめてみますと、

①ワクワクとチャレンジ
ワクワクする(ことを大切にしています)。ワクワクしないと、「嫌だなぁ」「なんだかよくわからないなぁ」で終わってしまったらつまらない。料理を作るその段取りが実はアルゴリズムだとか、あるいは、Pepperくんと話をしたりだとか。そういう中で…

②脳動的に学ぶ
「脳動的」――アクティブラーニングを能動的学習といいますけども、私は「のう」は能力の能ではなく「脳」の方が良いだろうと思っています――つまり、アクティブラーニングで脳が動く。自分が発言・発信しなきゃいけないとなると脳が動く、そういうことを学ぶ。

③探究の種を蒔く
④知るための方法を身につける

そして、特にこれは重要です。コンピュータではいろいろなやり方があってよくわからないものがたくさんあります。そういうときにどうやったら解決するのか、知るための方法を身に付ける。これは「自分から学習する」ために非常に重要です。

そこで、中学では一体どんなことをするか。

  • さまざまな表現活動の展開
  • ドローン … 自分でプログラミングをしてドローンを飛ばしています。
  • データサイエンス教育 … グラフ化をして色々な判断ができるように。
  • プロジェクト型の学び … 脳動学習の1つの事例。お互いに意見を言い合ってその中から自分の意見をまとめていきます。

高校に行くと、

  • 自信を持つ … 情報通信技術を、たぶんお父さんお母さんよりもはるかに使えます。先生よりも進んでいる生徒はたくさんいます。そういうように自信を持つ。自律的に行動し、協力・協働・強調する。 
  • 社会に貢献する … より良い人間関係を形成する。また、たとえば今コロナの発生件数から見てどういう状況なのか?そういうデータを読み解く力(をつけます)。

そして最終的には、

  • 創造性を発揮して多様な表現でチャレンジします。そしてもちろん、大学入試に情報の分野が出題されますので、それの準備も怠らない。

といったことが、キタカマの情報教育です。

プロのICT支援員が週2日常駐し生徒を支える

そして、ここは私が(本日)ぜひとも強調したいところです。
自発的行動ができるような、そういう仕掛けを作っています。

キタカマには「ICT支援員」――プロ中のプロです――が、週に2日学校に常駐しています。ですから、何かわからないことがあったときには、それを気楽に聞きに行ける。つまり、世の中で何かが自分の知識にとって必要だと思った時に、どこへ訪ねていって誰に聞いたらいいのか。自分がわからないまま、一言も言葉を発することがなければ、わかっているのかわかっていないのか、周りからわかりません。でも自分で、わからないことは「これがわからないんです、教えてください」と自分からチャレンジしていく(ことが大切)。

教員室の廊下もそうですが、(キタカマでは、生徒が)自分から話しかけやすいような雰囲気を作っています。そういう仕掛けを作っているのが、このキタカマです。(ICT支援員は、ICT機器の)トラブル以外にも「こういう表を作りたい」「便利な使い方を知りたい」「こういう作業に時間がかかっている」「紙の文字をデジタルデータにしたい」などの、使い方レクチャーもお任せください(というものになっています)。

ですから「こういうことをやりたいな」と聞きに行った時に、色々な情報が得られる。そういうトレーニング。わからないことを自分から聞きに行く、そういったトレーニングがおのずとできるように、そういう仕掛けも情報教育の中で体験してもらいたいと思っています。

知るための方法を身に付ける

以上をまとめますと、「知るための方法を身に付ける」。
自分がいろいろなことをやろうとして、知るための方法を身に付けていく。そのためには、Pepperくんと笑い転げたように「ワクワクする」。そして情報源に自発的にアクセスして、知識を得る喜びを通して生きる自信をつける。これが情報教育で目指している、情報教育を通して生徒たちに身に付けて欲しいと考えている内容です。


第3回学校説明会より

2022年5月7日に開催された「学校説明会③」での柳澤学園長のお話の一部(3分26秒~16分16秒)を書き起こしました。第3回のテーマは「得意と苦手」でした。

学校の役割とは。そしてそこに潜む二律背反とは

そこで今日は「得意と苦手」(についてお話します)。

得意科目――皆さんの中にも「私はこれが得意」というものがあると思います。先ほど(本校の)英語の授業の紹介がありましたけれども、非常に充実したカリキュラム内容になっています。

だけど得意な人は「学校の進度が遅い」と思いませんか?もっと私は英語を(伸ばしたい)。やっていて楽しいし、得意だからもっと先に行きたい。何らかの方法で先に進みたいということを感じることがあると思います。あるいは(反対に)苦手科目では、「どうも今の授業よくわからなかった。つまずいたところに一回戻って、そこからやり直してみたい」こんな思いを抱いたこともあるかと思います。

これらを解決するのは、非常に難しい問題です。そこで思うのは「一人ひとりの個別メニューがあればいいなぁ」(ということ)。これが、教育界、教育を担っている人間はずっと感じていることです。

そこでちょっと原点に戻って、学校の役割を考えてみましょう。
(役割の)ひとつは、知識を授けることです。みんなにいろいろなことを知ってもらいたい。(しかし)知識を育てる「知育」だけなら、リモートでも知識の伝達はできます。実際、コロナの中で学校に通なかった・集まれなかった時に、少なくとも知識だけは伝えようとする努力をしてまいりました。

しかしながら、普通の状態でなぜ生徒たちは学校に通うのだろうか。これは世界、どこでもそうです。基本的な教育は学校に通う。それはなぜかというと…「社会性の育成」。つまり人間は集団で生きているわけですから、人の集団の中で心地よく交わる方法を身に付ける、自分にとって心地よく、また、仲間が受け入れてくれる、そういった人との接触の仕方を身に付けることが学校の役割としてあるわけです。

(つまり)知識と社会性の育成が学校の役割なのです。

知識の育成には人数が少ない方が良いですよね。得意な科目は自分のペースで、少し早めに進む。そして苦手な科目は自分のペースに合わせて少しゆっくり進める。なるべく人数が少なければ、一人ひとりが得意・不得意に合わせて進むことができると思います。

しかしながら社会性の育成には、それなりに大きな生徒集団が必要です。少なくとも20人ぐらい。あるいは30人、40人。私がいた開成高校は1クラスが50人です(中略)。世の中にはもっともっと1クラスの人数が多い学校もありまして、関西にあります灘高校(55名)。今おそらく多くの人が30名クラスぐらいで勉強しているので、55名集まっていると非常に壮観です。ちなみに私は団塊の世代ですから、小学校は1クラス65名おりました。そういうような時代もあったわけです。

さて、知育に関しては少人数が望ましい。しかし社会性の育成には多人数が望ましい。この二律背反をどうやって解いていくのか。これは長い間教育に携わってきた人間にとっては解くことが非常に難しい課題でした。

ICTが二律背反を解くカギとなる

この二律背反問題を解くカギはICTです。ICTが一人ひとりに寄り添った教育を可能にしています。

自分の得意度や苦手度に合った進度で知識を学べる環境で、自主性を育む。北鎌倉女子学園の卒業生が身に付けてほしい技量、つまり、北鎌倉女子学園で学んで、そして社会人になって、その時の自分を振り返ったときに「自分にはこういうものがある」「今、自分が自分らしく、そして豊かに生きていられるんだこの土台は北鎌倉女子学園で作られたんだ」とぜひとも思ってもらいたいと私は思っています。

ではいったいそれは何か。三本柱です。

  1. コンピュータを存分に使える技術。コンピュータは非常に有効です。これからお嬢さん方が社会人になった時にコンピューターがなくなるということはありません。もっともっと生活のすべての中でコンピュータがいろいろな影響を担ってくる。それを使いこなせる技術が必要です。
  2. 英語を不自由なく使える技術。国際化が進みます。国際化が進んで、共通の言語としての英語の役割がもっともっと強くなるでしょう。ですから、英語を不自由なく使える技術。これをみんなに身に付けてもらいたい。
  3. 自主的に自分に適した職業分野に参入できる専門知識。これは、一人ひとり違います。好きなこと・得意なことが違いますから。ですから自分に合った職業に進み、そしてそこで生き抜くために必要な専門知識を身に付けてほしい。これがキタカマの「三本柱」としてぜひともすべての生徒がつかみとって欲しいと私が思っているものです。

英語×ICTの事例

  1. 英語を日常的に使える環境
  2. ICT教材による個別最適
  3. 学習意欲を高める英語イベント
  4. 人生観を刺激する国際交流企画

①英語を日常的に使える環境
これはもう、English Roomですね(中略)。新しいことを身に付けるときに、入り口のハードルが高いと、行く前になんとなく嫌になっちゃいます。英語を始めて勉強するというような場合でも、「英語じゃないよ、ちょっとゲームをやりに行こうよ」あるいは「歌を歌いに行こうよ」というような形で(中略)、気楽にEnglish Roomに行ってネイティブと英語で話をする。別に文法を習うわけでもない。ただ英語として楽しんで。そういうことができるようになっています。

②ICT教材による個別最適
英語のICT教材。これは個別最適化された学習が可能となります。ICTの教材には、大きく分けて2種類あります。1つは市販のe-learning。すらら、スタディサプリ、English 4skillsといったものをネットからダウンロードして使うことも可能です。それと同時にキタカマでは、英語科の教員が総力をあげてロイロノート、Quizlet(※そのほか、スライドにはGoogle Workplace, Kahoot, Pear Deckの文字あり)などのアプリを準備しています。自分が好きなタイミングで好きな速度で学ぶことができます。(中略)English 4skillsも自由に使えます

学習アプリの長所は、

  • 問題量が豊富
  • 個々のレベルに合わせた学習が可能 … 自分にちょうど適した内容から勉強を始める/進めることができます
  • 学習の状況を把握しやすい … 勉強した結果としていろいろ記録が残りますので、英語の先生が色々とまた指導するポイントがつかめます。

その上で、オリジナル教材の共有。オリジナル教材を作って、Web上に載せてあります。ですからこれは、生徒がいつでも取りに行くことができます。(中略)生徒は誰でもいつでもどこでも教材にアクセスできます。中学生がシラバスの流れで高校の先取りをすることができますし、高校生は中学の復習をすることができます。(中略)学年すべての教材がここに載っていますから今の自分のレベルに合わせて勉強することができます。こういうものを用意しているので、たとえばZoomと組み合わせてリモートで授業を進めることができます。

もうひとつ――これは非常に重要なことですが――教員の教材作成の負担が減り、生徒に寄り添う時間が増える。教員はものすごく忙しいです。(中略)たとえば、英語で三単現のS。これは何回も先生は教えていますが(中略)、その時々で聞く生徒にとっては初めてのことですから、その初めてのことをいかに生徒が「初めての喜び」を持って聞くことができるか、そのためには枕があって、生徒の興味を惹きつけて、そして最後にこれが重要だと言うことを理解させる。サゲがある。そういった”落語の構想”をすることができる人を「うまい先生」ということができると思います。ですからそのためには、教える内容は同じでも「どうやって伝えていくか」(が重要で)相当の時間、相当の工夫を持ってしゃべらなければいけないのです。

(ですから、キタカマではICTを活用して)教材作成・印刷・製本、小テスト採点の時間を生徒との時間へ(と変えています)。なるべく生徒と色々言葉を交わす。それによって生徒の状況が分かりますし、生徒の理解度も深まる。そういう時間の節約をしているわけです。



ご参考となりましたら幸いです。

キタカマさんの考え方や取り組みについて関心を持たれた方は、是非一度、説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。年内の主なイベント開催予定は下記の通りです(2022年7月7日現在)。

  • 7月9日(土)  10:00~12:00  学校説明会④
  • 7月17日(日) 10:00~11:40 夏の英語教室
  • 8月27日(土) 10:00~12:00 学校説明会⑤
  • 9月17日(土) 10:00~12:00 学校説明会⑥
  • 10月15日(土) 9:00〜10:00 学校説明会(文化祭)⑦
  • 10月16日(日) 12:30~13:30 学校説明会(文化祭)⑧
  • 10月29日(土) 9:00~ 入試体験会
  • 11月12日(土) 9:00~ 過去問題学習会
  • 12月10日(土) 10:00~12:00  学校説明会⑨