鷗友学園女子中学高等学校 大井校長先生のお話・穴埋め式まとめノート①

この記事は、文化放送PodcastQRで毎週月曜日に配信されている「【中学受験】おおたとしまさの『校長室訪問』」の内容を、確認クイズ付きでWeb再録したものです。

配信内容の主要部分を書き起こすとともに、その一部を「穴埋め(ブルダウン式の三択)」クイズにしております。

番組を聴きながら穴埋めを完成させて、楽しみながら学校への理解を深めていただければ幸いです。

今回お届けするのは、
鷗友学園女子中学高等学校(東京都世田谷区)の校長である大井正智先生のお話(全4回)の第1回です。

※その他の回をお読みになる場合は、下記リンクをご利用ください。(配信後、順次追加していきます)
第2回(準備中) 第3回(準備中) 第4回(準備中)


番組の聴取は下記より↓↓

【大切なお願い】

※このWeb再録は、「【中学受験】おおたとしまさの『校長室訪問』」をより楽しんでいただくための取り組みとして、文化放送様の許諾をいただいて実施している特別企画です。

クイズを楽しんでいただいたあとは、ぜひページ末尾のアンケートフォームから、番組のご感想やリクエストなどをお送りください。

この企画を続けていくことができるかは皆さまのお力にかかっております。ご協力、どうぞお願いいたします!

※本テキストの著作権は、株式会社文化放送に帰属します。本テキストの一部または全部を無断で複写・複製することは法律で禁じられております。

Topics1:「幕の内弁当」

園芸、聖書、リトミック、現代社会…

おおたとしまさ氏(以下、おおた):
(前略)鷗友学園は、場所でいうと最寄りの駅が世田谷線の宮の坂駅(中略)。もう一つは小田急線の経堂駅からも10分ちょっとぐらいのところにある女子校ですね。鷗友というと、私が連想するのは「園芸」の授業。学校に畑があって。そして、ミッションスクールというわけではないけれども、聖書の時間を非常に大切にしているということ。

あとは、体育の授業の中でリトミックを――なんとなく日本では(リトミックといえば)幼児教室でやっているイメージがありますけれども、それを中高生が一生懸命(やっている)。あれを見ていると「なんでこんなことができるんだろう」と思うのですが…


鷗友学園女子中学高等学校
大井正智
校長(以下、大井):
私もできないです(笑)。

おおた:
そうですよね(笑)。なかなか、歳をとってからはできない体の使い方を学んでいたりとか。
あとは、英語の多読なんかもすごく一生懸命やられていて。

大井:
そうですね。オールイングリッシュで。

おおた:
そうですよね。特に中学生のうちは。目先のテストの点数を取るための英語ではなく、オールイングリッシュの授業でたくさん発話をさせて。そしてリーディングもその時のレベルに合ったものをたくさん読むという授業を行っていたりとか。あとは、現代社会の授業で…

大井:
はい。中学3年生で、(1)を入れながらやっています。

おおた:
先生方が独自に編んだ、色々な時事問題・新聞記事を集めたテキストであったりとか。すごく活発な議論がされていて。入試問題にも少し、そういう教育のスタイルがあらわれていますよね。記述問題が多くて、ある意味答えがなさそうなことについて、自分の考えを述べさせたりといったスタイルの入試がイメージされます。

<確認クイズ>
(1)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

学内にあるすべてのことが、すべて大切

おおた:
最近の学校のご様子はいかがですか?

大井:
鷗友学園を紹介する時に、私は「幕の内弁当」を使っているんです。とんかつ弁当とかシューマイ弁当といった1つのおかずをメインにした弁当もありますが――これはこれでおいしいと思うのですが――うちは幕の内弁当です、と。一つひとつの具材がおいしくて、栄養もあり、あたたかな幕の内弁当。これが鷗友学園だと。

種明かしをしますと、「学内にあるすべてのことがすべて大切」という考え方なんですね。鷗友学園では「主要(2)」という言葉は使わないんです。学内にあるすべてのことが学びにつながり、そのまま生徒を成長させてくれると考えています。

(2020年のコロナ禍で行った)オンラインの授業でも、時間割通りに授業を進めました。先ほどおおた先生がお話しくださった園芸の授業も、ただ講義の授業では面白くないということで先生たちが考えまして、実際にラディッシュの種や土、肥料を生徒に送りました。みんなで一緒に授業の時に種を植えて、また1週間後には今度はその成長を見るという、そんなかたちでやってきました。

<確認クイズ>
(2)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

「段ボールを開けたら土が出てきた」

おおた:
面白い!コロナ禍でオンラインの授業をしなければいけない時に、普段は学校にある畑に実際に種を植えて、野菜を育てて収穫をして食べたりするわけですけれども、それをオンラインでどうやるのかと思ったら、それぞれのご家庭にプランターを送ったと。

大井:
そうなんです。送って。それはそれでよかったみたいで、おうちの方も一緒に(3)ラディッシュを育ててくれたみたいで。子どもたちも、ある意味離れてはいるんですけどもみんな一緒に種を植えているんだなと、そういう思いではつながりを持てたんじゃないのかなと感じました。

おおた:
うわぁ、面白い。それは私の想像を超えていました。

大井:
子供たちも、段ボールが届いた時に「なんだろう?」と思って、開けてみたら土が出てきたと笑っていました(笑)。そういう形で去年はやりましたし、それが鷗友学園を1つ、表しているのかなと思います。

おおた:
本当ですね。

<確認クイズ>
(3)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

Topics2:2021年、コロナ禍の学校生活

学内にあることを全部やらせてあげたい

大井:
今年(2021年)になっても、色々と緊急事態宣言等出ましたけれども、生徒が来る時は――去年もそうでしたが――学内にあることを全部やらせてあげたいというので、授業も40分にしたんですけれども、クラブ活動も40分(にしました)。下校はちょっと早めに、ラッシュを避けたかったので、4時という形にしたのですが。

世の中には(4)のあるクラブだけやっていいというような考え方も公立を中心にありましたけれども、我々は「(4)が偉いわけではない」と(考えております)。みんな同じようにクラブをやっているんだから、学校に来る時はもう全部、全員がクラブをできるようにしたいねということで。

そんな形で、ただ、3密ですとか消毒とか、今までやらなくて済んだようなことも教員・生徒が協力しながらやってはいたんです。感染には気を付けて、それでも学校活動ができて良かったなと思っております。

おおた:
学校というと、もちろん部活をやったりすると感染のリスクはそれだけ高まってしまうということはあるかもしれませんし、その分はリスクではあるのですが、でもやっぱり子供たちからその時間を奪うことのリスクというのは明らかに大きいわけですからね。

大井:
大きいです。

おおた:
そのバランスをどういうふうに考えて、どういう形で子供たちが失うものをできるだけ少なく、貴重な中高生という時間を過ごしてもらうかについては、それぞれの学校の考え方とかやりかたがあらわれましたよね。

大井:
そうですね。

<確認クイズ>
(4)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

Topics3:修学旅行

「連れてきてくれてありがとうございます」

大井:
修学旅行も、去年(2020年)・今年(2021年)と行くことができました。去年11月に中学が(5)に行っていまして、高校が(6)なんです。去年(2020年)はちょうど11月・12月のあたりで(感染者数が)ぐっと増えてきたのですけれども、ちょうどギリギリのところで行くことができました。今年(2021年)も11月に――余裕を持ってという形でしたけれども――(5)、そして(6)に行けました。

おおた:
それはよかったですね。

大井:
よかったです。おうちの方も生徒たちも本当に感謝してくれて、クリスマスカードをおうちの方からいただいたりとか、子供たちも、高校生は帰りの新幹線で学年主任のところに行って「連れてきてくれてありがとうございます」ってみんな言ってくれたそうで、本当によかったなと。

おおた:
それは、学校としても何かあったらというふうに先生方もドキドキだったでしょうけれども…。

大井:
そうです。でも生徒たちが協力をしてくれて、かわいそうではあったんですけれども――(食事は)黙食で、食堂ではスプーンの音と食器が当たる音しかしないような中で。でも、やっぱりみんなで気をつけていこうというので。

<確認クイズ>
(5)・(6)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

現地に行ったからこそ感じたこと、得られたものがある

おおた:
それは素晴らしい決断をされましたね。

大井:
本当に嬉しかったです。みんなが本当に(7)帰ってきてくれたということがわかりますし。

(5)に行った中学生に、どうだった?と先日聞いてみたところ、家庭ではなかなか戦争とか死とか話せないんだけれども、(修学旅行に)行って帰ってきてからはおうちの人とそういう話が自然とできるようになったと喜んでいたりとか。友達同士でも、現場に行ってそれを見聞きして直接感想を言い合えたのも良かったとも言ってくれました。やっぱりそれなりに(7)きてくれているなぁと、そんな様子を聞くことができて私はすごく嬉しかったです。

おおた:
ほとんどの世の中の学校は――特に昨年(2020年)においては――修学旅行は諦めた学校がたくさんあって。そこに対して、行けなかったことは残念だけれども、それはそれでコロナ禍で行けなかったよねと、それもまた1つの思い出にして子供たちは大きくなって、またそこに自分なりの意味を持たせて生きていくんだと思いますけれども、一方で鷗友の生徒さんたちは「コロナ禍でも修学旅行にいかせてくれたよね、うちの学校は」「あれってなかなか大人として責任を持てないことだよね」と、少し経つとその意味がわかってくれて。すごく良い思い出になったんじゃないかなと思います。

<確認クイズ>
7)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

Topics3:運動会

10ができないなら9。9ができないなら8

大井:
クラブ活動や学園祭、運動会などは(本校では)全部生徒主体で進めておりまして。運動会もやることができましたし、学園祭もすることができて、そういうところも子どもたちがとても協力してくれて良かったなと思っています。

今年は運動会で、係の生徒がグラウンドに(中略)1500人分の枠をラインカーで引いてくれまして。椅子を持ってきて、ソーシャルディスタンスがとれるように「あなたの場所はここです」とちゃんと番号も振って決めてくれて。誰が隣にいたかもわかるような状況の中で――保護者の方には入っていただけなかったんですけれども――何かあったときにはそれで対応できる、というようなこともやってくれたりして。これも全部、生徒たちがいろいろ考えてやってくれました。うちはほんとに運動会は学年対抗で盛り上がって、やっぱりつぶしたくないものでしたので、そういう生徒の協力は、とても、とても嬉しかったです。

おおた:
そうやって椅子を用意をして、場所を決めて。ついつい熱狂して応援しているとくっついてしまったりしますからね。それの対策として。自分たちの習性をよくわかって。

大井:
はい、その通りです(笑)。

おおた:
でもそうやっていろんな行事が、形を変えながらであったとしても、行事を実行できたという。やはり生徒さんと先生の工夫があり、この状況に柔軟に対応できているということが素晴らしいなと思いますね。

大井:
そうですね。自分たちでも言っているのですが、鷗友生は「(8)」。10ができないなら、9(をやる)。9ができないなら、8(をやる)。そんなふうに粘り強いところが、鷗友生をひとつ表しているかなと思っています。

おおた:
そうですよね。やるかやらないかという「1か0(ゼロ)か」ではなくて。できる分だけでもやろうよという、そこの柔軟性がすばらしいですね。でもすごく私が知っている鷗友の校風・生徒さんの雰囲気とすごく重なりますね。あぁなるほどというエピソードです。

<確認クイズ>
(8)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

いかがでしたか?
鷗友学園女子中学高等学校の大井正智校長先生のお話・次回(第2回)配信分のテキストは こちら(準備中) からご覧いただけます。


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